弱気相場が続くネム(XEM)は現在ペナントを形成し保ち合い相場となっています。
ネム(XEM)は依然として下降チャネル内で価格を推移させており、現在形成中の保ち合いを下抜けすると今後チャネル下限までの価格下落も考えられ警戒が必要です。
保ち合い下限での反発、その後のチャネル上抜けの動きに期待したいネム(XEM)は今後どのような動きを見せるのでしょうか?
価格チャートを確認していきます。
対JPYのネム【XEM/JPY】1時間足チャートを確認していきます。
前回の分析時(9/18)の際チャネル上限で上値を押さえつけられていたネム(XEM)は、その後再びチャネル時突破を図りましたが、チャネル上限で再度上昇を阻まれ価格を反落させました。
下降チャネル突破とならなかったネム(XEM)は、その後徐々に価格を下落させ、現在は直近の底値(4.45円付近、緑水平線)から続くトレンドライン付近での価格推移となっており、反発が期待できるポイントに位置しています。
ラインを下抜けするようであれば、その後再び直近の底値を試しにいく可能性が高く、注意が必要です。
トレンドラインで反発の動きをみせ再び保ち合い相場を形成していく展開となるか、ラインを割り底値を試しにいく展開となるのか注目が集まります。
続いて対JPYのネム【XEM/JPY】4時間足チャートを確認していきます。
チャネル上限で上値を阻まれたネム(XEM)は、依然として下降チャネル内での価格推移となっています。
今後の展開としては、現在形成中の保ち合い(水色)内での価格推移後、チャネルを上抜けするパターンと保ち合いを下抜けし直近の底値(4.45円付近、緑水平線)を試しにいくパターンが考えられます。
ここ数ヶ月のチャートパターンからすると、今回形成している保ち合い(水色)を下抜けするようであれば、数日かけてチャネル下限までの下落も考えられ、そうなると今年2月以来となる3円台へ割り込む恐れがあるので警戒しておきましょう。
このチャネル上抜けをしない限りは下降トレンドが続くので、現在位置している保ち合いの下限で反発させ、その後のチャネル突破の動きに期待したいところです。
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東海出身20代後半、相場師と経営者の一族に生まれ、相場のイロハは現役トレーダーのおじから手ほどきを受けたサラブレッド。専業トレーダーで勝ちを積む傍ら、相場の利益で飲食経営や通販事業なども副業で手掛ける。2017年はスキャルとアルトコイン、直近はメジャーコインのスイングなど地合いに応じた手法も臨機応変かつ基本重視。細身で優男風の見た目からは想像できないスポーツ万能で、陸上入賞経験あり。
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