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  • 2019/09/25
  • 2019/09/25
  • コイン東京編集部 コイン東京編集部

ビットコイン(BTC)と米証券市場が大幅安、投機資金は安全資産に一時退避か

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ビットコイン(BTC)と米証券市場が大幅安、投機資金は安全資産に一時退避か-仮想通貨ニュースサイト コイン東京
ビットコインは25日未明に1,000ドル以上急落。25日夕方に約8,300ドル(約90万円)で取引されています。総合投資プラットフォームe-Toroのアナリストであるマチ・グリーンスパン氏は、米国株式市場の急落と時期が重なった点に注目し、何らかの関連性を疑念視しています。

投機資金は安全資産に退避か

投機資金は安全資産に退避か

24日、米国の政治的混乱を受けて米株式相場は下落した。ブルームバーグによると、ペロシ米下院議長はウクライナ疑惑に基づいて、ドナルド・トランプ大統領に対する正式な弾劾手続きを開始する見通しとなった。

S&P500は1か月以来の大幅安を記録、前日比0.8%安の2966.60となった。ダウ工業株30種平均は0.5%安。ナスダック総合指数は1.5%下げた。一方、米国債は10年債利回りが1.65%上昇、NY金先物は続伸となっている。

ブルームバーグによると、対中貿易の情勢を巡る不透明感に再び注目が集まっている。24日にはトランプ氏のウクライナとの会談やイランも話題になった。国内ではペロシ議長が弾劾に関して話す懸念があった。「これら全てが1日に出た事で、売り圧力が強まった」と伝えた。

貿易摩擦が悪化する兆しを背景に、金への逃避買いが強まった。2019年にビットコイン(BTC)は安全資産(セーフヘイブン)として喧伝されてきたがその地位はまだ確立されていないようだ。CoinMarketCapに基づいて、24日に1BTC=9,800ドルの高値から8,370ドルの安値まで下落した。

BitMEXのBTC純流出が前日比43%増加
9月25日 ソース:TokenAnalyst

TokeAnalystによると、過去24時間にBitMEXのBTC純流出が前日比43%増加した。BitMEXは暗号市場で最大のビットコイン出来高を誇るデリバティブ取引所だ。一方、流動性の高い現物市場であるBitfinexのBTC純流入が10%、Binanceも2%増加した。この2つの取引所からステーブルコインの出金量の増加が示されている。これは、仮想通貨投機家が資金を退避させた可能性を示している。仮想通貨市場全体の時価総額は2,177億ドル、1週間前の2,729億ドルから20%縮小している。


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