• 2019/10/01
• 2019/10/01
• コイン東京編集部 コイン東京編集部

約2000万ドルのテザー(USDT)が発行され、USDTの時価総額は42億6490万ドルに

跳 跳 20,000,000 #USDT (19,996,690 USD) minted at Tether Treasury

Tx: https://t.co/jcJdlDHp3m

— Whale Alert (@whale_alert) September 30, 2019

約2000万USDTの追加発行

30日23：50頃、Whale Alert（@whale_alert）は2,000万USDTの新規発行をツイートしました。

dapptotal.comによると、前回の発行は9月24日でした。ビットコインの急落後に1,500万USDTを追加。BTC価格を10,000ドル弱に戻しました。

アンドリュー・レンハック氏は、テザー（USDT)の頻繁な発行がビットコイン価格上昇の背後にあると考えています。彼は8月初旬にUSDTの新規発行とビットコインの価格上昇との相関関係についてツイートしました。

Tether has doubled the money supply YTD which is a pace of money printing that would make even the FED blush. This is the real reason for its huge bull run YTD, not because institutional investors have rushed to buy BTC as a safe haven asset like they have for treasuries this yr pic.twitter.com/PHjJD0NrWT

— Andrew Rennhack (@andr3w321) August 4, 2019

レンハック氏は、ビットコイン（BTC)価格の2019年の全体的な増加の背後に、Tether社によるUSDTの新規発行があると主張しました。BTCは今年初めに約3,800ドルで取引されていましたが、4月以降に上昇し始めて、6月に14,000ドル弱に到達しました。

「テザー（USDT)のマネーサプライは年初来2倍に膨らみました。BTCの上昇理由はこれです。機関投資家が安全な避難所（セーフヘイブン）資産としてBTCを購入したからではない。」

テザーは4月から6月に約20億USDTを発行しました。7月以降にUSDTの新規発行が停止すると共に、BTCの強気相場が停止していました。

テキサス大学の金融教授ジョン・グリフィンによる研究は、レンハックの理論を裏付けています。グリフィン教授は、ビットコインが2万ドルに達した2017年の上昇の少なくとも半分は、テザー（USDT)を使った市場操作によるものだと述べました：

「テザーがビットコインの価格サポートを形成しており、調査期間中に大きな価格効果をもたらしました。調査によると、投資家の利益を活用する洗練された人々がいることが示されました。」


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