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  • 2019/10/01
  • 2019/10/01
  • コイン東京編集部 コイン東京編集部

ベネズエラのマデューロ大統領「まもなく銀行口座から仮想通貨を使用可能にする」と発言

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ベネズエラのマデューロ大統領「まもなく銀行口座から仮想通貨を使用可能にする」と発言-仮想通貨ニュースサイト コイン東京
月曜日にベネズエラのニコラス・マデューロ大統領はテレビ記者会見で、「政府は仮想通貨を『無料の国内・国際的な支払い方法』として使用する予定だ。」と語った。1日にブルームバーグが報じた。

銀行口座で仮想通貨の利用

「財務大臣とベネズエラの中央銀行にはすぐに有効化できる新しい手段があります。そうすれば、誰もが銀行取引だけでなく、中央銀行の口座を通じて国内および国際的な支払いを行えるようになる。ベネズエラは暗号通貨の世界で動いています。」

先月、ベネズエラ最大の銀行である国立ベネズエラ銀行は、顧客に仮想通貨ウォレットを提供している事が確認された。銀行から公式発表はありませんが、既にベネズエラ銀行の顧客アカウントの管理画面に仮想通貨ウォレットが設置されています。現在のところ、ユーザーは公式のWebウォレットを介してペトロのみを送金できます。

ペトロはベネズエラの豊富な石油資源に裏付けられた政府主導の仮想通貨です。政府は国内外でペトロの普及に取り組んでおり、国内インフレの克服と米国の経済制裁の迂回を試みていると考えられています。

先週、ベネズエラの中央銀行が国際通貨準備金に仮想通貨、特にビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)の追加をテストしていると報じられた。4人の関係者によると、この取り組みは国営石油企業ペトロレオス・デ・ベネズエラSAの要請によるもの。仮想通貨を中央銀行に送り、石油会社のサプライヤーに当局からトークンを支払うという目的です。

50カ国以上から「暫定大統領」として認められている野党指導者のフアン・グアイド国会議長は、記者会見でこの取組みに反対意見を述べていた。

「政権による仮想通貨の使用は絶望を示している。この種のごまかしに頼ることは、政権が経験している経済危機を強調しています。」

昨年、ベネズエラの石油大臣で国営石油会社PDVSA総裁でもあるManuel Quevedo(マヌエル・ケベド)氏はツイッターで、「ベネズエラは、石油輸出国機構(OPEC)にペトロを“石油に裏付けられた主要なデジタル通貨”として提案する」と公表しました。


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