BitGo Stakingは、最初にダッシュ(DASH)とアルゴランド(ALGO)をサポートし、今年後半に、プルーフオブステーク(PoS)を採用するコインが追加される予定です。報酬率はコインごとに異なり、ALGOで7%から最大13%です。
BitGoはまた、主要なステーキング・インフラストラクチャであるHedgeを買収したことも発表しました。この買収により、Hedgeのスケーラブルで冗長なプロセス、およびハードウェアセキュリティモジュール(HSM)と安全な暗号化エンクレーブが、BitGo Stakingの基盤となります。
暗号キーはオフラインで管理され、BitGo Custodyとのシームレスな統合により、資産はコールドストレージに保持されます。顧客は、BitGoまたは選択したプロバイダーにステーキングを委任する事もできます。BitGoのCTO、ベン・チャン氏は次のように述べています;
「優れたカストディアンになるために保管された資産を使用する能力を顧客に提供する必要があります。」
多くの仮想通貨がプルーフオブステーク(PoS)を採用しています。時価総額2位のイーサリアムも、来年中にPoSモデルに移行する予定です。PoSモデルの主な利点は、大量のマイニングパワーを必要とせず、PoWよりもエネルギー効率が高いことです。PoSコインはパッシブリターンを生成するため、投資家にとって資産の長期保有を奨励します。
仮想通貨ダッシュはネットワーク管理にマスターノードに大きく依存しています。ダッシュ・コアグループのライアン・テイラーCEOは以下のように述べています;
「仮想通貨への信頼を構築することは、BitGoとダッシュの共有ミッションであり、昨年の最初のパートナーシップにつながりました。BitGo StakingのDASHのサポートはこの関係に基づいており、安全な環境でDASHから価値を引き出すための追加の方法を提供します。....マスターノードの所有者も参加を期待しています。」
BitGo Trust Companyは、デジタル資産向けに設計された最初の適格カストディアンです。世界最大のオンチェーン・ビットコイン取引処理業者でもあり、全世界のビットコイン取引の15%を処理し、月に150億ドル相当の取引を処理しています。同社のカストディは100以上のコインとトークンをサポートしており、そのウォレットには20億ドル以上の資産を預かっています。英国のLloyds of London(ロイズ)の保険契約を得ており、BitGoのオフライン・デジタル資産は、最大1億ドル(約110億円)まで補償されます。
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