今月1日に発表された製造業景況感指数の悪化の影響を受け、米国株式市場は大きく続落し、現在リセッション(景気後退)の懸念が強まっています。
NYダウや日経225が続落する中、デジタルゴールドとも呼ばれるビットコイン(BTC)は、9月下旬に価格を暴落させて以降未だ強い反発を見せておらず、横ばいな相場が続いています。
10月に入りNYダウ(紫)やNI225(青)、ドル円(橙)などの主要指標チャートは軒並み下落しました。
製造業関係の指数悪化などを受け、米国景気の不透明感が拡大しており市場はやや慎重姿勢になっています。
今年5月や8月に同じように経済指標が続落した際、逆相関の動きを示していたビットコイン(BTC)は、今回は逆相関の動きではなくやや相関した値動きになっています。
米中に続き、今後米欧貿易摩擦懸念が高まっていくと想定される中、今後ビットコインがどのような値動きを見せるのか注目が集まる中、安全な避難先との位置付けされるゴールドは今回の景気悪化を受け価格を急上昇させており、避難先としての存在感を示しています。
資産の避難先として比較されることの多いビットコインとゴールドですが、今回は逆相関の動きを示しており、今後更に世界経済が悪化していくようであればゴールドの価値は更に上がると予想するアナリストも少なくありません。
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今後貿易摩擦が激化し世界経済が更なる悪化に進むのであれば、仮想通貨市場にも少なからず影響を及ぼすと考えられ、現在の相関性がこのまま継続していくのか、はたまた景気後退時の避難先として意識されるのか注目が集まります。
9月下旬から現在にかけて8000ドルを2回割り込んだビットコイン(BTC)ですが、7800ドル付近がサポートとして意識され現在再び反発の姿勢を示しています。
クリプトトレーダーのJosh Rager氏は、ボリュームプロファイルが日足水準での強いサポートを示していると発言しており、直近の底値水準である7800ドルは今後も強力なサポートとして意識されるでしょう。
$BTC - clear levels I'll continue to watch
— Josh Rager (@Josh_Rager) October 4, 2019
Volume profile seems to be showing heavy support currently on the daily chart pic.twitter.com/lcPnOYN8ad
今夜は重要指標である雇用統計に加え、パウエルFRB議長の会見も注目ポイントであり、今夜様々な市場が大きく変動する可能性も十分に考えられるので注視しておきましょう。
また今月末にはFOMC(連邦公開市場委員会)が控えており、追加利下げ圧力強まる中月末に向けて各市場がどのような動きを見せるのか注目です。
東海出身20代後半、相場師と経営者の一族に生まれ、相場のイロハは現役トレーダーのおじから手ほどきを受けたサラブレッド。専業トレーダーで勝ちを積む傍ら、相場の利益で飲食経営や通販事業なども副業で手掛ける。2017年はスキャルとアルトコイン、直近はメジャーコインのスイングなど地合いに応じた手法も臨機応変かつ基本重視。細身で優男風の見た目からは想像できないスポーツ万能で、陸上入賞経験あり。
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