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  • 2019/10/05
  • 2019/10/05
  • コイン東京編集部 コイン東京編集部

PayPal、フェイスブックの仮想通貨Libra(リブラ)協会から離脱を発表

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PayPalはフェイスブックが立ち上げた仮想通貨Libra(リブラ)を支援する企業グループを正式に離脱する事を発表した。4日にウォールストリートジャーナルが報じた。

Libra協会から最初の脱退者

PayPalの広報担当者はメールで、Libraの支払いネットワークの構築と維持を支援するLibra Associationへの「さらなる参加を控える決定を下した」と述べた。また、PayPalはLibraの使命を引き続き支援しており、今後の協力方法について引き続き議論していくと付け加えた。

「私たちは、Libraの大志を支持し続け、将来的に協力する方法について継続的な対話を楽しみにしています。フェイスブックはPayPalの長年にわたる価値ある戦略的パートナーであり、今後もさまざまな能力でFacebookと提携し、サポートしていきます。」

1日にウォールストリートジャーナルはLibra Associationに名を連ねたVisa、Mastercardおよびその他の主要な金融パートナーが、その関与を再検討していると報じた。彼らは主に米国・欧州政府当局の反発を懸念している。この問題に詳しい人々によると、米国の規制当局はLibraの支援者に直接アプローチしている。Visa、Mastercard、PayPal、Stripeなどの企業に、マネーロンダリングの順守規定に、Libraがどのように適合するかを聞くレターを送ったという。

3日にフィナンシャルタイムズは、Libraプロジェクトの28の創設メンバーのうち、PayPalのみがワシントンで開催された会議に出席しなかった事を報じた。

フェイスブックのLibraプロジェクトを率いるCalibra CEOのデイビット・マーカス氏は、以下のように述べていた;

「WSJの報道のいくつかのトーンは不安などを示唆しています...私たちは非常に落ち着いており、Libraが提起した正当な懸念を、デジタル通貨の価値に関する会話を最前線にもたらすことで、自信を持って解決していると伝えることができます。」

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