7月から下降チャネル内での価格推移となっているネム(XEM)は、現在高値を切り下げながら保ち合い相場となっており、今後の更なる価格下落が危険視される展開となっています。
形成中のトライアングルの収束点は間も無くであることから、ネム(XEM)はここ数日の動きが大事だと言えるでしょう。
対JPYのネム(XEM)の価格チャートを確認していきます。
対JPYのネム【XEM/JPY】1時間足チャートを確認していきます。
9月下旬に4円を割り込んだ直後に強い反発を見せたネム(XEM)は、その後4.1円付近(青ボックスライン)がサポートとして機能しており、底堅さを演出しています。
しかし強い反発の動きを見せてから現在まで徐々に高値は切り下げてきており、現在ディセンディング・トライアングルを形成していることから、今後サポートを再びテストする可能性も十分考えられるので注意が必要です。
売りが優勢になってきている現在の相場で注目すべきポイントは、上値を阻んでいるトレンドライン(黒)であり、今後価格を上昇させた場合はまずこのライン付近での動きに注目しておきましょう。
トライアングルの収束点となる今月10日~11日までにどちらかに抜けると考えられるので、ここ数日のネムの値動きには注目です。
続いて対JPYのネム【XEM/JPY】4時間足チャートを確認していきます。
7月か下降チャネル内での価格推移となっているネム(XEM)は、現在形成しているトライアングルを下抜けしていくようであれば再びチャネル下限を目指す恐れがあり、そうなると3円台前半までの下落も考えられます。
ディセンディング・トライアングルを下に抜けた場合、まずは9月下旬につけた直近の底値(3.9円)付近は反発ポイントとして意識されると考えられ、また今年2月の最安値である3.6円付近(黒水平線)もサポートとして意識される可能性があるので注視しておきましょう。
しかしここ数ヶ月は保ち合いを形成→下抜け→チャネル下限で反発という値動きを続けているので、今回も同じ動きを想定して考察すると数日かけてチャネル下限(3円台前半、黄色丸)まで下落するものと考えられます。
形成中のトライアングルを上に抜けることができれば、長く続く下降トレンドからの脱却となる展開も見えてくる為、近日中の価格上昇に期待したいところです。
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東海出身20代後半、相場師と経営者の一族に生まれ、相場のイロハは現役トレーダーのおじから手ほどきを受けたサラブレッド。専業トレーダーで勝ちを積む傍ら、相場の利益で飲食経営や通販事業なども副業で手掛ける。2017年はスキャルとアルトコイン、直近はメジャーコインのスイングなど地合いに応じた手法も臨機応変かつ基本重視。細身で優男風の見た目からは想像できないスポーツ万能で、陸上入賞経験あり。
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