Globacapは、英国の金融行為規制機構(FCA)から最初に規制上の承認を取得したセキュリティトークンプラットフォームです。同社は、セキュリティトークンの発行、投資家KYC(顧客確認)、投資回収、継続的な管理、キャップテーブル管理などの規制コンプライアンス基準を遵守する。
テゾス財団の理事会メンバー、Hubertus Thonhauser氏は以下のように述べています。
「Brexitの騒乱の中で、欧州で静かな革命が進行しています。公・私的市場の概念そのものの方法を変えます。Globacapは、市場アクセスの民主化と効率化に向けた重要な動きの最前線にいます。」
Globacapのプラットフォームは完全にブロックチェーン内で法的資産を作成します。証券の譲渡に関連するすべての法的要件は自動的に満たされるため、管理者やレジストラなどのサービスプロバイダーは、人間の関与なしに残高と記録をリアルタイムで調整できます。GlobacapのMyles Milston CEOは以下のように述べています;
「テゾス財団との協力により、我々の目的は明らかに手の届くところにあります。地理やセクターに関係なく効率的なプライマリ発行を可能にし、そして複雑な証券管理と保管を数回の簡単なマウスクリックに削減したい。」
「テゾスのブロックチェーン技術とプラットフォームを組み合わせることで、この分野で以前は見られなかった強みが生まれました。今後、資本市場を次の段階に進化させるために、我々の合成リソースの展開に取り組んでいます。」
テゾス財団は、CoinSharesが率いたGlobacapの約800万ドルのシリーズA資金調達ラウンドに投資しました。CoinSharesのチェアマン、Daniel Masters氏は以下のように述べています。
「Globacapは、資本市場が進化して真のデジタル化を実現できると実証しています。最新の資金調達とテゾスとの提携は、その旅を加速させ、Globacapの急速に成長している発行パイプラインを後押しし、ビジネスを次の成長段階に導くのに役立ちます。」
Globacapは、英国のFCAの規制監督下で株式セキュリティトークンを発行した最初の企業です。セイシェルの証券取引所MERJExchangeは、Globacapで株式トークンのIPOを行う予定です。
今年7月、ブラジルの投資銀行であるBTG Pactualは、10億ドルのSTO(セキュリティトークンオファリング)のパイプラインにTezos(XTZ)ブロックチェーンを利用する事を発表しました。
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