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  • 2019/10/12
  • 2019/10/12
  • コイン東京編集部 コイン東京編集部

リップル社の投資部門Xpring、モバイルウォレットBRDに出資=XRPを統合

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リップル社の投資部門Xpring、モバイルウォレットBRDに出資=XRPを統合 -仮想通貨ニュースサイト コイン東京 
11日、Ripple社の投資育成部門Xpringは、モバイルウォレットBRDへ約75万ドルの出資を発表しました。BRDはXpringの開発者プラットフォームで構築スタートし、デジタル資産XRPを統合します。

モバイルウォレットBRDにXRPを統合

スイスのBreadwinner AG(ブレッドウィナー)は170カ国・250万ユーザーに仮想通貨向けウォレットアプリ「BRD」を提供しています。2014年にローンチしたBRDウォレットはビットコインに加えて、イーサリアム、ビットコインキャッシュ、ERC20トークンに対応しています。Changellyと提携して、独自のBRDトークンを含む多くの仮想通貨の転送・売買をサポートしています。

プレスリリースによると、両社のパートナーシップと投資により、BRDユーザーはXRPを保持、購入、販売して、世界中のユーザーに送信できるようになります。Xpringのシニアバイスプレジデント、イーサン・ビアード氏は以下のように述べています;

「BRDは、この分野で最も古く、最も尊敬されるモバイルウォレットプロバイダーの1つです。BRDチームは、消費者が60億ドル相当の従来の通貨からデジタル通貨への変換を支援しており、XRPなど仮想通貨の普及と採用を継続して実世界の問題を解決する理想的なパートナーです。」

BRDのCEO兼共同設立者であるアダム・トレイドマン氏は次のように述べています。

「リップル社は、クロスボーダーバンキングや送金など、主要市場に参入する際の強力なウォレットパートナーの必要性を理解しています。彼らが目標を達成できるよう支援することに興奮しています。XRPを購入する上で最も安くて簡単な場所にすることが、BRDの今後の計画です。」

今月初めにXpringは、Xpring SDKを含む開発アプリケーション・プラットフォームをリリースしました。Xpring SDKは、銀行や金融サービスからマイクロペイメント、Web収益化、ゲームに至るまで、さまざまな業界やユースケースに即座に資金を移動するためのツールとテクノロジーを開発者に提供します。

今年1月、SBIクリプトインベストメント株式会社が、Breadwinner AG(ブレッドウィナー)への出資を発表しました。2018年9月に発行したQ2レポートによると、モバイルウォレット「BRD」は60億ドル(約6600億円)相当の顧客資産を預かる巨大サービスとなっている。

The blockによると、現在BRDの従業員数は60人、チームは北米、日本、欧州に広がっている。


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