下降チャネルを上抜けできなかったネム(XEM)は、現在保ち合い相場へと移行しています。
価格チャートから今月20日までに価格が大きく動く可能性が高いと考えられるネム(XEM)ですが、今後どのような動きを見せるのでしょうか?
対JPYのネム(XEM)の価格チャートを確認していきます。
対JPYのネム【XEM/JPY】1時間足チャートを確認していきます。
前回分析時では、ディセンディングトライアングルを形成し、徐々に売り圧が強まってきている展開となっていたネム(XEM)ですが、その後サポートとなる4.1円付近(青ボックスライン)で反発の動きを見せ、8日には保ち合いを上抜ける展開に。
9月下旬から上値を阻んでいたトレンドラインを上抜けしたネム(XEM)は、その後価格を上昇させ強気な相場となっていましたが、10月上旬の価格水準(4.6円、緑ボックスライン)が上値を阻むレジスタンスとして意識され、価格を反落させました。
その後価格は続落し上昇分を全戻しする展開となり、現在は値幅の小さなレンジ相場へと移行しています。
明確なレジスタンスで上値を阻まれたネム(XEM)は、再び弱気な展開となる可能性が出てきましたが、9月下旬から続く4.1円付近の強力なサポートは今後も意識されると考えられるので、今後価格を下落させた際はサポート付近の動きに注目しておきましょう。
続いて対JPYのネム【XEM/JPY】4時間足チャートを確認していきます。
今回上値を抑えられたポイントは7月から続く下降チャネルの上限でもあり、チャネルを上抜けできなかったネム(XEM)は未だ大局的には下降トレンドと考えられます。
ここ数ヶ月の動きを見ると保ち合いを形成→価格下落の動きを繰り返しており、現在はレンジ相場でエネルギーを溜めている段階と想定されます。
現在形成中のレンジを下抜けした場合、今後ネガティブ・シナリオとして想定される底値は3円台前半となり、今年最安値を更新する危険性もあるので警戒が必要です。
現在形成しているレンジ下限とチャネル上限の位置から今月20日までにはどちらかにブレイクすると考えられるので、今後のネム(XEM)の値動きには注目しておきましょう。
関連記事
毎日更新!プロトレーダーによる今後のチャート分析はこちらから
東海出身20代後半、相場師と経営者の一族に生まれ、相場のイロハは現役トレーダーのおじから手ほどきを受けたサラブレッド。専業トレーダーで勝ちを積む傍ら、相場の利益で飲食経営や通販事業なども副業で手掛ける。2017年はスキャルとアルトコイン、直近はメジャーコインのスイングなど地合いに応じた手法も臨機応変かつ基本重視。細身で優男風の見た目からは想像できないスポーツ万能で、陸上入賞経験あり。
スパーク(Spark)トークンは、近々再び大きな上昇の値動きを...
コイン東京編集部 KAZE 2021/02/28
カルダノ(ADA)30%超の上昇で時価総額4兆円越えへ!急落相場...
コイン東京編集部 2021/02/27
ビットコイン(BTC)は急落の値動きから揉み合い相場へ切り替わ...
コイン東京編集部 KAZE 2021/02/27
ネム(XEM)は上昇チャートから強い反落を形成後、揉み合い続く...
コイン東京編集部 KAZE 2021/02/27
イーサリアム(ETH)は長期的にも下降チャートが続くかどうかの...
コイン東京編集部 KAZE 2021/02/26
リップル(XRP)は弱気相場目線が強まる展開に?リップル(XRP...
コイン東京編集部 KAZE 2021/02/26
ビットコイン15%の反発を見せるも伸び悩み!ニューヨークダ...
コイン東京編集部 2021/02/25