COIN TOKYO

  • 2019/10/18
  • 2019/10/30
  • コイン東京編集部 コイン東京編集部

NVT理論がビットコインのローカルボトムを示唆=クジラ(大口)は蓄積を継続か

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NVT理論がビットコインのローカルボトムを示唆=クジラ(大口)は蓄積を再開 +仮想通貨ニュースサイト コイン東京
CoinNess.comの暗号アナリストJinsは、あるクジラ(大口投資家)のビットコイン(BTC)アドレスが蓄積し続けている事、そしてグレイスケールの暗号投資信託が安定している事から市場の復調を推測した。

クジラ(大口)は蓄積を継続

最近、米国のデジタル資産管理会社グレイスケール・インベストメントは、新しいマイルストーンを報告した。2019年第3四半期に純投資額で2億5,490万ドルの流入を発表した。これは前四半期8,500万ドルの3倍に当たる過去最大規模だ。

グレースケールへの純投資額の増加は、機関投資家がBTCの現在の価格を受け入れている可能性を意味し、BTCが市場競争力を維持することを示している。

ある大口アドレス(3Gh8vtX)の保有量は急増して13,528 BTCに達しており、クジラによるBTCへの強気感情を示している。

別の大口アドレス(3DGxAYY)は、10,200 BTCを保有し、10月初めから着実に増加している。クジラが保有するBTC量の増加は、BTC価格の底堅さを裏付ける。

左)3Gh8vtで始まるアドレス(右)3DGで始まるアドレス

ビットコイン(BTC)の取引量は最近わずかに変動し、価格安定の基盤となっています。Jinsは、「BTCの取引量が増加する場合、BTC価格が上昇し始める条件が整う。」と結論付けた。

先週、暗号アナリストWilly Wooは、ビットコイン・ネットワーク総価値とトランザクション比率(NVT)に基づいて、ビットコインが蓄積ゾーンにあると指摘していた。

NVT理論は、ビットコインのネットワーク価値がネットワーク全体のトランザクション比率を上回ると、資産価格は公正な市場価値を超えて上昇した事を意味し、修正を迎えるというもの。資産のNVTシグナルがピークに達する度に、平均で50%以上低下した。

ビットコインが14,000ドルに達した今年6月に、NVT指標は過去数年間のピークに達しました。この時、ビットコインが20,000ドルに達した2017年末の水準を上回っていました。

共有された2年間の座標によると、ローカルサイクルのボトムとして機能するシグナルが表示され、ビットコインのNVT比率は理想的な購入ゾーンに到達したことを示している。


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