10月に入ってから価格を上昇させていたビットコインキャッシュ(BCH)でしたが、節目となる240USDで上値を抑えられ、再び価格を下落を落としてきています。
現在サポートが意識される価格帯で下値を支えられているビットコインキャッシュ(BCH)は今後どのような動きを見せるのでしょうか?
価格チャートを確認していきます。
対USDのビットコインキャッシュ【BCH/USD】1時間足チャートを確認していきます。
10日から徐々に高値を切り下げてきているビットコインキャッシュ(BCH)は、昨日214USD付近の価格帯(青ボックスライン)がサポートとして意識され反発の動きを見せていましたが、その後下降トレンドライン(黒)に上値を阻まれる展開に。
その後価格は反落し、現在再びサポートを試す展開となっています。
今後このサポートを下抜けする動きを見せた場合、9月下旬の暴落時の底値(210USD)を再び試しにいく展開が考えられ、上値の状況が続く恐れがあるので警戒しておきましょう。
今回サポートで反発の動きを見せた場合は、その後下降トレンドライン(黒)を上抜けできるかがポイントとなり、ラインの収束点から20日には決着がつくと考えられるので、近日中の値動きには注目です。
続いて対USDのビットコインキャッシュ【BCH/USD】日足チャートを確認していきます。
240USD付近の明確なレジスタンス(緑ボックスライン)に上値を阻まれ、現在再び価格を落としてきているビットコインキャッシュ(BCH)。
直近の底値割れが危険視されるビットコインキャッシュ(BCH)の今後の反発ポイントとして意識しておきたいのが、日足水準での大きなチャネル下限(黄色丸)です。
近日中に直近底値を割る動きを見せた場合、チャネル下限として190USD付近が意識され、底値を割った直後に強い反発の動きを見せる可能性があり、いわゆるベアトラップ(弱気の罠)の動きが想定されるので、慎重なエントリーを心がけましょう。
また、下降チャネルを下抜けしてくるようであれば、一気に175USD付近(青ボックスライン)までの下落が想定されるので警戒が必要です。
関連記事
毎日更新!プロトレーダーによる今後のチャート分析はこちらから
東海出身20代後半、相場師と経営者の一族に生まれ、相場のイロハは現役トレーダーのおじから手ほどきを受けたサラブレッド。専業トレーダーで勝ちを積む傍ら、相場の利益で飲食経営や通販事業なども副業で手掛ける。2017年はスキャルとアルトコイン、直近はメジャーコインのスイングなど地合いに応じた手法も臨機応変かつ基本重視。細身で優男風の見た目からは想像できないスポーツ万能で、陸上入賞経験あり。