(TraidingViewのBTC/JPY 60分足チャート)
BTC/JPYの60分足チャートを分析していきます。10月11日に上値を95万円台近くまで上昇させたビットコイン(BTC)でしたが、その後は短期的な反落チャートを形成しています。
徐々に下値を切り下げる動きを続けていたビットコイン(BTC)、しかし10月18日より85万円台を下値とした短期的なレンジ相場を形成しており、それまで下値を切り下げていた展開から新たな短期相場へ移っています。
10月18日以降のビットコイン(BTC)相場では一度上昇への動きを試みる展開が確認されています。しかし上昇は5日井戸平均線に抑え込まれた形です。5日移動平均線は10月14日以降、レジスタンスラインとして機能しているラインであり、今回も上昇を抑えこんだ形となります。
今後の注目するポイントとして、5日移動平均線に抑えられながらも、10月18日以降の短期的なサポートラインである85万円台で支え続けられている展開からどう動くのかということになります。
基本的に移動平均線をレジスタンスラインとしているビットコイン(BTC)相場は既に弱気目線相場です。しかし10月7日以降のチャートを見た場合、現在サポートラインとなっている85万円台は丁度フィボナッチラインと一致しています。
仮に現在の短期的な相場がエリオット波動での第5波とみなす場合、ビットコイン(BTC)はフィボナッチラインである85万円台を底として、再び大きく上昇する展開も考えられます。このシナリオの可能性を高めるポイントが正に現在レジスタンスラインとして機能している5日移動平均線の突破ということになるでしょう。
しかし今後も5日移動平均線がレジスタンスラインとして機能し続ける場合、既に弱気相場にあるビットコイン(BTC)相場は警戒が強まり、更に下値を落とす展開の可能性が高くなることになります。
今後値動きとして、本日10月20日から明日10月21日にかけての5日移動平均線接触のリアクションを確認しましょう。
仮に5日移動平均線を突破することが出来た場合、ビットコイン(BTC)は89万円台までの上昇が可能性として高まることになります。
しかし今後も5日移動平均線に上昇を抑え込まれた場合、更に5日移動平均線に抑え込まれた際に出来高に反応が見られた場合、ビットコイン(BTC)は短期的なサポートラインである85万円台のブレイクが可能性として高まることになります。
本日10月20日から明日10月21日の場面では上値は5日移動平均線が推移する87万1千円台に注目しましょう。
下値に関しては引き続き85万円台に注目です。85万円台を割ってしまう場合、83万円台にも注目しましょう。
九州在住のアラサー男子、勝率80%を誇るスイングトレーダー。医療技術者を経て、現在専業トレーダーで生計。信条は、損小利大、基本にブレずコツコツ稼ぐこと。甘い系イケメンの外見と裏腹に、無類の焼酎好き&酒豪。チャートを見ながら晩酌が至福の時。