(TraidingViewのBTC/JPY 4時間足チャート)
BTC/JPYの4時間足チャートを分析していきます。10月18日までに85万円台まで下値を落としたビットコイン(BTC)でしたが、その後は85万円台近辺で張り付いた値動きを続けました。
現在のビットコイン(BTC)相場にて85万円台という価格帯は10月7日から10月11日にかけての上昇チャートに対するフィボナッチラインです。
フィボナッチラインで張り付いた値動きを続けていたビットコイン(BTC)は9月20日より9月21日にかけて買い注文量を増やしながら短期的な上昇チャートを形成します。
上昇チャートは20日移動平均線が推移する89万円台で一時動きを止めることになり、現在も89万円台近辺で反落無く値動きを続けている状況です。
10月中旬に形成された上昇チャートに対するフィボナッチラインで、短期的に上昇チャートを形成したビットコイン(BTC)、考えなければならないのは今回の上昇チャートがエリオット波動での4波となるのかA波となるのかという点です。
仮に今回の上昇チャートが4波と仮定する場合、ビットコイン(BTC)は20日移動平均線に抑えられた形でもう一段下値を下げることになり、83万円台が意識されます。
しかし今回の上昇チャートが下降チャート5波を終了した次のA波だとする場合、今後長期的には更に上値を伸ばす可能性が高まることになるでしょう。
今後の値動きとして、本日10月21日未明までに価格を一時的に大きく上昇させたビットコイン(BTC)が調整の動きとして、どこまで反落するのか注目し、判断します。
ビットコイン(BTC)の買い注文量も急増している状況ではありますが、この注文が短期的な上昇チャートに伴う買い注文なのか、エリオット波動にて上昇チャート転換を見越した買い注文の増加なのかを判断する必要があります。
そのため仮に今後調整により、一時的な反落チャート形成した際の買い注文量の変化にも注目しましょう。下降チャートを形成するにも関わらず、買い注文量に大きな変化がみられない場合、中期的な上昇チャートを見越した取引の可能性があります。
その場合、下降チャートは10月20日時点の下値である85万円台から切り上がる形で下値を形成する可能性が高まります。
今後注目する価格帯として、まず20日移動平均線が推移する89万円台を明確に上抜けされるのか注目しましょう。
また下値に関しては5日移動平均線が推移する87万円台でサポートされ、下値を切り上げる展開を見せるのか注目しましょう。
九州在住のアラサー男子、勝率80%を誇るスイングトレーダー。医療技術者を経て、現在専業トレーダーで生計。信条は、損小利大、基本にブレずコツコツ稼ぐこと。甘い系イケメンの外見と裏腹に、無類の焼酎好き&酒豪。チャートを見ながら晩酌が至福の時。