(TraidingViewのETH/BTC 4時間足チャート)
ETH/BTCの4時間足チャートを分析していきます。9月7日以降、上昇チャートを形成してきたイーサリアム(ETH)は、10月9日に0.023BTC台まで上値を伸ばしました。
順調に上値を更新し続けてきたイーサリアム(ETH)は0.023BTC台まで上昇後、徐々に上値を切りさげる展開へ切り替えます。対して下値も20日移動平均線に沿って切り上げる展開を見せており、上昇チャート形成後のトライアングルパターンを形成することになりました。
10月19日にはトライアングルパターンは下放れした形となり、それまで切り上げてきた下値を下げる展開を見せました。同時にサポートラインとして機能していた20日移動平均線も下回る形となり、イーサリアム(ETH)は移動平均線の視点より、これまでの上昇トレンドを一時終えるサインを見せることになりました。
(TraidingViewのETH/JPY 4時間足チャート)
ETH/JPYの4時間足チャートを分析していきます。対法定通貨チャートでは依然揉み合いの動きが続いています。
また揉み合いの値動きは上値・下値共に収束する動きを見せており、長期的なトライアングルパターンを形成していることにもなります。
トライアングルパターンの収束点は10月末日近辺となるため、対法定通貨での揉み合いはもうしばらく続ける可能性が高いですが、これまで収束されているラインを逸脱した際には新たな相場へ切り替わる可能性もあるため注目しましょう。
移動平均線を下回ることで、弱気相場目線へ傾きだした現在のイーサリアム(ETH)相場、本日10月21日までの下落は75日移動平均線で下降チャートを止めています。
75日移動平均線で短期的な反発を見せているイーサリアム(ETH)は、今後一度下回った20日移動平均線を再び突破出来るのか注目です。
過去のサポートラインであった20日移動平均線を再び上回る場合、イーサリアム(ETH)相場では買い戻しの動きと共に再び上値を更新させる可能性も控えられることになるでしょう。
今後注目するポイントとして、上値に関しては20日移動平均線が推移する0.0215BTC台を明確に突破できるのか、下値に関しては75日移動平均線が推移する0.021BTC台が今後もサポートラインとして機能するのか注目しましょう。