カカオのブロックチェーン子会社Ground Xに開発されたKlaytnは、今年6月にメインネットをローンチしたパブリックブロックチェーンだ。IT、電気通信、コンテンツ、ゲーム、および金融を含む多業種のグローバル企業で構成されるKlaytnの評議会メンバーは、ビジネスおよび技術的アジェンダの主要な意思決定者として、コンセンサス・ノードネットワークを運営する責任を有す。
Binanceは、LGエレクトロニクスや日本のソーシャルゲームgumiを含む25の主要企業の中で「Klaytn統治協会」に参加した最初のブロックチェーン企業となる。Binance のWei Zhou CFOは以下のように述べた;
「Ground XとそのパブリックブロックチェーンプロジェクトKlaytnは、業界の持続可能な成長を促進・刺激し、有意義なユースケースをもたらす点で、Binanceとビジョンを共有しています。...Klaytn統治協会に参加し、アジアで最も革新的な企業であるLGエレクトロニクスやカカオなど主要パートナーと協力できることに興奮しています。」
Klaytn統治協会はまた、Klaytnベースのアプリケーション開発と、既存サービスにブロックチェ―ンテクノロジーの実装に向けて取り組んでいる。
Klaytnは世界中のユーザーによるブロックチェーン体験のマスアダプション(採用)を目指しており、仮想通貨の決済利用に加えて、多様な開発企業によるブロックチェーン・アプリケーション(BApp)を展開する。
現在まで、Klaytnは様々な業界ドメインで合計47のサービスパートナーと提携している。美容レビューアプリの「Cosmo Chain」、コンテンツのレコメンドアプリ「Content Protocol」等、既に多くのパートナーがBAppサービスを開始しているが、今年後半にさらに追加される予定だ。
韓国メディアDecenterによると、4,400万人のユーザーを持つ「カカオトーク」にKlaytnの仮想通貨ウォレットが組み込まれる可能性がある。
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