(TraidingViewのBTC/JPY 4時間足チャート)
BTC/JPYの4時間足チャートを分析していきます。10月18日までに下値を85万円台まで落としたビットコイン(BTC)はその後、下値を切り下げることなく、85万円台近辺で短期的なレンジ相場を形成しました。
現在のビットコイン(BTC)相場にとって85万円台という価格帯は10月7日から10月11日までの上昇チャートに対するフィボナッチラインであり、サポートラインとして機能しやすい価格帯でした。
フィボナッチラインである85万円台から大陽線を形成したビットコイン(BTC)は上昇から本日10月22日までに強い反落を見せてはいません。
更に注文比率まで合わせて確認した場合、本日10月22日には売り注文量が一段と減少する動きを見せており、合わせてビットコイン(BTC)チャートでも更なる上昇を見せようとしています。
今後考えなければならないポイントとして、現在の上昇が一時的な上昇チャートとなるのか、長期的な上昇チャートの兆しとなり得るのかということです。
フィボナッチラインである85万円台より大陽線を形成したビットコイン(BTC)相場は、エリオット波動で考えた場合、第4波による上昇、もしくは第5波を終えた、上昇A波による上昇のどちらかが考えられることになります。
その中で本日10月22日に売り注文量を大きく解消した状況まで合わせると、ビットコイン(BTC)市場ではこれまでの下降チャートは終わり、新たな展開を迎えると考えている取引者も増えている可能性があります。
すなわちエリオット波動と組み合わせると、10月20日からの大陽線が上昇A波によるものと捉えることができます。
上記のような考察が立てられる場合、ビットコイン(BTC)相場は今後長期的に見ても上昇チャートを形成する可能性が生まれ始めたということになるでしょう。
長期的に見た場合、上昇チャートを形成する可能性が高まってきたビットコイン(BTC)ですが、短期的に見た場合、現在上昇中のビットコイン(BTC)は調整の値動きへ移行する可能性があります。
まず直面の目標として、20日移動平均線が推移する89万8千円台を突破できるのか注目しましょう。
仮に反落の値動きを見せる場合、5日移動平均線が推移する88万円台で支えられるのか確認です。
移動平均線の下方ブレイクはビットコイン(BTC)相場の相場観を再び変える場合があります。仮に20日移動平均線を突破出来た場合、そのままサポートラインへロールリバーサルされるのか注目です。
現在、長期的な強気相場への意識が向き始めたビットコイン(BTC)、まずは20日移動平均線が推移する89万円台を明確に突破し、強気相場への意識を更に高めていきたいところです。
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九州在住のアラサー男子、勝率80%を誇るスイングトレーダー。医療技術者を経て、現在専業トレーダーで生計。信条は、損小利大、基本にブレずコツコツ稼ぐこと。甘い系イケメンの外見と裏腹に、無類の焼酎好き&酒豪。チャートを見ながら晩酌が至福の時。