Binanceは、10月25日 4:00 AM(UTC)にSTX / BNB、STX / BTC、STX / USDT取引ペアをオープンする。一方、香港ベースのHashkey Proは米国以外の適格投資家向けのデジタル資産取引所だ。Blockstackは、2社に米国以外の流動性獲得を期待している。
BlockstackのレギュレーションA +トークンセールは最終的に1550万ドルを米国内で調達した。レギュレーションSのセールを通じて海外投資家から追加の760万ドルを集めた。
Blockstackは、ユーザーが制御できるWeb 3.0インターネットの実現を目指している。2019年第3四半期に、100以上のアプリケーションがBlockstackネットワーク上に構築され、アプリ総数は既に270を超えている。
Stacks(STX)トークンは、ネットワーク全体およびユーザー間で共有経済を実現するために使用される。Blockstackネットワークで、ユーザー名、ドメイン、ストレージポインター、ポッドキャストなどのデジタル資産を登録するガス(燃料)となる他、App Miningプログラムを介した開発者向けのインセンティブ提供にも利用できる。将来的には「StacksブロックチェーンV2」を保護するマイナー報酬としての活用が予定される。
透明性へのコミットメントのため、Blockstackの財務諸表を含む企業情報は公開されている。プロジェクトの初期支援者のStacksウォレットアドレスリストがリリースされた。これには、Blockstack PBCトレジャリー、Blockstack PBCエクイティ投資家、創業者、従業員、特定大株主のStacksアドレスが含まれる。
HashKey ProのCSO、Ben El-Baz氏は、次のように述べている。
「HashKeyは、規制遵守が仮想通貨経済とデジタル資産市場にとって前向きな開発であるというビジョンをブロックスタックと共有しているため、ブロックスタックのSTXトークンをリストすることを選択しました」
Blockstackは最近、4,000万のウォレットアカウントを有すBlockchain.comとのパートナーシップを発表していた。ウォレットユーザーは、Blockstackネットワークのアプリケーションにアクセスできるようになる。
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