10月25日のイーサリアムコア開発者会議で、ConsenSysのエンジニアDanno Ferrin氏は、イスタンブールを起動する目標ブロック番号を9,056,000に設定した。問題が発生した場合の予備日に1月8日が設定された。
先月、イスタンブールはイーサリアム・テストネット「Ropsten」でアクティブ化された。イスタンブールは2段階で実行される。「イスタンブール・パート1」には、イーサリアム(ETH)ブロックチェーンネットワークに6つのコード変更が導入される予定。これには、プライバシコイン「ジーキャッシュ(ZEC)との相互運用性を高めたり、リプレイ攻撃からのネットワークの安全性の向上などが盛り込まれている。
パート2は、2020年の第1四半期にメインネット・アクティベーションが予定され、コア開発者による入念なテストと審議を要するEIPが含まれる。その代表例がマイニングアルゴリズムの変更案「ProgPoW」となる。
またイーサリアムは「セレニティ(別名Ethereum 2.0)」アップグレードも控えている。Ethereum 2.0の大まかなスケジュールは3つの主要な段階で計画されている:フェーズ0:ビーコンチェーン、フェーズ1:シャードチェーン、フェーズ2:実行レイヤー。最初のフェーズの推定タイムラインは、2020年の第1四半期となる。
フェーズ0で、イーサリアムはプルーフオブワーク(PoW)からプルーフオブステーク(PoS)にアップグレードされる。
関連記事
仮想通貨ニュースサイトのコイン東京では、ビットコインやリップル等仮想通貨にまつわる最新速報やプロトレーダーによる仮想通貨価格チャートの分析&解説、注目プロジェクト等のインタビューなど様々なコンテンツをお届けしています。