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  • 2019/10/27
  • 2019/10/30
  • コイン東京編集部 コイン東京編集部

ビットコイン(BTC)は蓄積段階「大金を投じるかロングする時期はまだ先」ー暗号アナリスト見解

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ビットコイン(BTC)は蓄積段階「大金を投じるかロングする時期はまだ先」ー暗号アナリスト見解 +仮想通貨ニュースサイト コイン東京
暗号アナリストWilly Wooは、ビットコイン(BTC)が依然として蓄積フェーズにあると指摘している。

ビットコイン(BTC)は蓄積段階

「BTCはマクロな強気相場内のローカル弱気トレンドにある。これは良いことだ。この調整が長く続くほど、強気市場ピークの価格目標が高まる。」

Woo氏によると、BTCは依然として調整期間にある。4,000ドルから14,000ドルの上昇は一連のショート・スクイーズで発生した。つまり今年4月から6月の価格上昇は、取引所のトレーダーゲームによって起きたもので、長期的な上昇を正当化するに十分な資金は流入していない。

「方向性が強気構造に変わる前に、少なくとも3か月間は横ばいの価格行動が予想される。」

Willy Wooの考えでは、ビットコインの強気相場には3つの段階がある。1、蓄積フェーズ。2、ボラティリティが低く、長く安定した上昇フェーズ。3、ボラティリティが制御不能なバブルフェーズ。現在は第1フェーズだ。

2020年5月の半減期の数か月前にフェーズ2に入るとWooは見ている。半減期に向けた価格上昇に、強気のオンチェーンデータが一致するはずだ。その時が、「資本を投資する、あるいは確信をもってロングするのに最適な時期」だという。

2017年以降、取引所のビットコイン保有量は4倍に増加した。それでもWilly Wooは、取引所外にあるBTCブロックチェーンのオンチェーンデータが、多くの行動情報を提供すると強調した。

BTCアドレス数、トランザクション数推移
BTCアドレス数、トランザクション数推移

今月初めにWilly Wooは、ビットコイン・ネットワーク総価値とトランザクション比率(NVT)に基づいて、ビットコインが蓄積ゾーンにあると主張していた。NVT理論は、ビットコインのネットワーク価値がネットワーク全体のトランザクション比率を上回ると、資産価格は公正な市場価値を超えて上昇した事を意味し、修正を迎えるというもの。資産のNVTシグナルがピークに達する度に、平均で50%以上低下した。

Willy Wooはまた、過去10年間のBTC/USDパフォーマンスに基づいて、10月の収益性を56%と指摘していた。5月は80%で最も収益性が高く、3月は20%で収益性が最も低かった。


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