(TraidingViewのBTC/JPY 4時間足チャート)
BTC/JPYの4時間足チャートを分析していきます。10月25日の深夜帯から10月26日未明にかけて価格を高騰させたビットコイン(BTC)は80万円台から一気に112万円台まで価格を伸ばしました。
更に高騰後のビットコイン(BTC)は強い反落の力を受けるものの、75日移動平均線で下落は止まり、その後揉み合いの値動きへ移行しています。
また今回の高騰により大きく減らした売り注文量及び、高騰にもかかわらず上昇しなかった買い注文量共に徐々に増えつつある状況であり、ビットコイン(BTC)相場は落ち着きを取り戻しつつある状況と言えます。
現在のビットコイン(BTC)相場は高騰により複数の移動平均線を上抜けし、更に反落時に75日移動平均線がサポートラインへと機能している点から、基本的には強気相場目線ということになります。
しかし今回の上昇により大きく解消された売り注文量は注文比率チャートにて2019年7月11日以降のサポートラインまで減少したことになります。
そのため長期的な売り注文量を一時全て解消されたこととなるビットコイン(BTC)相場は今後上昇へ向かうための更なる燃料が足りない状況と考えることができ、再び高騰が起きる可能性は比較的低い状況と言えるでしょう。
そんな中、強気相場目線である現在のビットコイン(BTC)相場にて、今後短期的な買い注文量が上昇する可能性があります。しかしあくまでも短期的な取引が多い可能性のあるビットコイン(BTC)は上昇が仮に起きた場合も、限定的となり、引き続き揉み合いの値動きを続ける可能性が考えられるでしょう。
今後の値動きとして、上値は直近高値である112万円台、下値に関しては75日移動平均線がサポートする揉み合いの値動きへ切り替わる可能性が高いでしょう。
仮にこれらのラインを突破する値動きが確認される場合、ビットコイン(BTC)相場は新たな局面を迎えることになります。
また今後溜まる買い注文量は短期的な取引目的のものも多く存在する可能性があるため、買い注文の解消による急落には警戒が必要です。
今後注目したい価格帯は上値は直近高値である112万円台、下値については75日移動平均線が推移する96万円台に注目しましょう。
九州在住のアラサー男子、勝率80%を誇るスイングトレーダー。医療技術者を経て、現在専業トレーダーで生計。信条は、損小利大、基本にブレずコツコツ稼ぐこと。甘い系イケメンの外見と裏腹に、無類の焼酎好き&酒豪。チャートを見ながら晩酌が至福の時。