中国の国営通信社である「新華社通信」は25日、習近平国家主席が"ブロックチェーン技術"を推進する指示を出したと報じました。
中国の習近平主席 ブロックチェーン導入に意欲示す「イノベーションの突破口になる」
特定の通貨などではなく、あくまでブロックチェーン技術に念頭を置いた今回の発言でしたが、仮想通貨市場にとってはポジティブな内容であり、これを受けビットコイン(BTC)などの価格が急上昇。
また、イオス(EOS)・ネオ(NEO)・オントロジー(Ontology)などの中国系アルトコインや、ブロックチェーン関連株も価格を急騰させており、盛り上がりを見せる市場の今後の展開に注目が集まっています。
9月の暴落以降横ばい相場続いていたアルト市場でしたが、今回の上昇でいずれも暴落前の価格水準に戻っており、今後のトレンドに期待が寄せられます。
同じく中国系アルトコインであるトロン(TRX)は、現在巨大企業との提携が囁かれており、現在流出しているリーク画像が事実だと判明した場合、現在上値を抑えられている抵抗帯を抜ける可能性が高いと考えられるので、近日中の動きに注目しておきましょう。
現在綺麗にアセンディング・トライアングルを形成していることが分かり、保ち合いが収束する位置から30日までに動くと予想されます。
先月末中国産業情報技術省CCIDが、第14回目となる「仮想通貨格付けランキング」を発表し、イオス(EOS)が一位を獲得しています。
基本的な技術・応用性・革新性の合計で順位を決めているというこの発表は、今まで市場にそれほど影響を及ぼしていなかったものの、ブロックチェーンに対しての関心が中国国内で高まっていく中で、今後注目される可能性があります。
この格付けランキングで今まで何度も1位に選ばれているイオス(EOS)が、今回も1位に選ばれています。
イオス(EOS)は、25日から続くトレンドラインで反発できるかの節目に差し掛かっている為、ライン付近での動きに注目しておきましょう。
関連記事
トロン(TRX)、巨大企業との提携を示唆、サムスン会議に参加、「Odyssey」更新でステーク報酬を改良
毎日更新!プロトレーダーによる今後のチャート分析はこちらから
東海出身20代後半、相場師と経営者の一族に生まれ、相場のイロハは現役トレーダーのおじから手ほどきを受けたサラブレッド。専業トレーダーで勝ちを積む傍ら、相場の利益で飲食経営や通販事業なども副業で手掛ける。2017年はスキャルとアルトコイン、直近はメジャーコインのスイングなど地合いに応じた手法も臨機応変かつ基本重視。細身で優男風の見た目からは想像できないスポーツ万能で、陸上入賞経験あり。