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  • 2019/10/30
  • 2019/10/30
  • コイン東京編集部 コイン東京編集部

Bitmainが米国で密かにIPO申請か?スポンサーはドイツ銀行ーテンセントニュース

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Bitmainが米国で密かにIPO申請か?スポンサーはドイツ銀行ーテンセントニュース +仮想通貨ニュースサイト コイン東京 
中国を本拠とする仮想通貨マイニング大手Bitmain(ビットメイン)は、1週間前に米証券取引委員会(SEC)に米国内での株式公開(IPO)の申請を密かに提出していたという。Bitmainは取材に応じていないが、関係者情報に基づいて30日にTencent Newsが伝えた。

ブロックチェーン事業にフォーカス

前日にBitmainの共同創設者のジハン・ウー氏は、共同創設者マイクリー・ツァン氏の辞任を発表した。ツァン氏はマイニングマシンを設計し、近年はBitmainのAIビジネスを牽引していた。ジハン・ウー氏はツァンの今後の業務関与を禁止し、ツァンからBitmainの責任を引き継いだという。

情報筋によると、Bitmainの米国でのIPOプロセスはジハン氏とCFOのルー・リャオ氏が遂行しており、ツァン氏はほとんど関与していない。

米国IPOの調達目標金額は言及されていないが、IPO申請のスポンサーはドイツ銀行とされる。Bitmainは現在、米国の証券取引所への上場の可能性を高めるために、Nasdaq 中国地域の前代表Zheng Hua氏をコンサルタントとして契約している。Tencent Newsは以下のように書いた;

“ジハン・ウーの強力な復帰が株主のサポートを受けた場合、Bitmainは最も有利なブロックチェーン業界にフォーカスする。マイニングマシンとマイニングプールビジネスへと再編し、米国株式市場で影響力を確立する。”

2018年9月、Bitmainは香港証券取引所(HKEX)のIPO目論見書を開示した。目論見書によると、2018年上半期のBitmainの純利益は7億4300万ドル、前年比で794.8%増加していた。マイニングマシンの売上は総収益の95%近くを占めた。HKEXでのBitmainの目標調達額は30億ドルだったが、IPO申請は今年3月に審査期日を迎えて頓挫した。

6月にブルームバーグは、Bitmainが米国IPOで約3億ドル~5億ドルを調達しようとしていると報じていた。

Bitmainのライバルである中国のCanaan Creativeは、調達目標額4億ドルで米NadaqのIPO申請を正式に提出した。


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