10月末にレジスタンスを抜け直近高値を更新したビットコインキャッシュ(BCH)ですが、その後価格を下落させています。
270ドルが強力なサポートとして意識されているビットコインキャッシュ(BCH)は今後どのような値動きを見せるのでしょうか?
価格チャートを確認していきます。
対USDのビットコインキャッシュ【BCH/USD】1時間足チャートを確認していきます。
10月下旬から上昇相場を形成していたビットコインキャッシュ(BCH)は、節目として意識されていた270ドルを超えると大きく価格を上昇させ一時300ドルを越える展開となりましたが、高値更新直後に相場が反転。
その後価格は下落していますが、31日から本日にかけレジサポ転換となった270ドルで2度反発の動きを見せており、同価格の底堅さを確認できます。
現在は下降チャネルを抜けたものの出来高の少ない揉み合い相場となっており、ビットコイン(BTC)と同じく様子見な状況が続いています。
今後サポートとして意識しておきたいのは引き続き270ドル(青)、上値は295~300ドルがレジスタンスとして意識されると考えられるので価格が変動した際は注視しておきましょう。
対USDのビットコインキャッシュ【BCH/USD】4時間足チャートを確認していきます。
チャートを確認すると、今回反発したポイントは8月の高値から続く下降トレンドライン(黒)が意識されたと考えられ、今後もこのラインは上値を阻む要因となる恐れがあるので注意が必要です。
ビットコインキャッシュ(BCH)は10月下旬の価格暴騰以降、調整を挟みつつ順調に価格を上昇させてきており、一目雲やEMAなどのテクニカル指標も強気相場を示唆しています。
現在はレンジ相場となっていますが、このまま揉み合いを継続したのちに雲に沿って価格を上昇させていくと来週再びトレンドライン上抜けのチャンスが巡ってきそうなので、一目雲に接近する4〜5日の動きには注目しておきましょう。
節目であった270ドルを超えて以降、下値の堅い値動きとなっているので今後の更なる価格上昇の動きに期待したいところです。
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東海出身20代後半、相場師と経営者の一族に生まれ、相場のイロハは現役トレーダーのおじから手ほどきを受けたサラブレッド。専業トレーダーで勝ちを積む傍ら、相場の利益で飲食経営や通販事業なども副業で手掛ける。2017年はスキャルとアルトコイン、直近はメジャーコインのスイングなど地合いに応じた手法も臨機応変かつ基本重視。細身で優男風の見た目からは想像できないスポーツ万能で、陸上入賞経験あり。