COIN TOKYO

  • 2019/11/03
  • 2019/11/03
  • コイン東京編集部 コイン東京編集部

カルダノ(ADA) ダイダロスウォレットの使いやすさを改善=Cardano 1.7.0メインネットリリース

このエントリーをはてなブックマークに追加
カルダノ(ADA) ダイダロスウォレットの使いやすさを改善=Cardano 1.7.0メインネットリリース +仮想通貨ニュースサイト コイン東京
カルダノ(ADA)の開発組織IOHKは、「Cardano 1.7.0」メインネットリリースを発表した。このリリースは、カルダノ(ADA)のウォレット「ダイダロス」に新機能を追加し、カルダノネットワークを対応させる。

Cardano 1.7.0メインネットリリース

カルダノ・ブロックチェーンはネットワークノードの完全な分散化に向けて取り組んでいる。より多くのADAコインホルダーがステーキングで参加しやすくなるように、「Cardano 1.7.0」ではウォレットの使いやすさと見やすさ、安全性に改良が加えられた。

Cardano 1.7.0は「Daedalus 0.15.0」と「Cardano SL 3.1.0」で構成される。

Daedalus 0.15.0は、主にダイダロスウォレットに2機能の追加と1機能の削除が含まれた。加えて、システムダイアログウィンドウの変更、更新通知のユーザーインターフェイスの改善などが加えられ、全体的にユーザーエクスペリエンスが向上している:

・ウォレット・リカバリー・フレーズ検証
ダイダロスの設定で12ワードのフレーズを検証できる。リカバリー・フレーズが6か月~1年間検証されていない場合にユーザーに段階的に警告する。

・「ニュースフィード」機能
ユーザーにニュースと通知を配信する。

・ADA償還の削除
2015~17年のプレセール(日本のみ)時のバウチャーの償還機能がサポートされなくなった。償還したいユーザーは、IOHKテクニカルサポートチームに直接連絡してサポートを受けられる。

プラットフォームアップデート「Cardano SL 3.1.0」はエンドポイントを導入する。これは、ウォレットリカバリフレーズに基づいてウォレットIDを検証するために利用される。

9月末、IOHKは、テストネット「Shelley」上で分散化ノードの立ち上げに成功した事を発表した。現在のCardanoメインネットは、ネットワーク内のすべてのノードがCardano財団、IOHK、またはEMURGOに制御されているコンソーシアムモデルで動作している。プロジェクトは、多くのコミュニティのノードで実行された完全な分散化を目指している。


関連記事

仮想通貨の最新情報をお届けします!

人気記事ランキングまとめ

もっと見る