(TraidingViewのBTC/JPY 4時間足チャート)
BTC/JPYの4時間足チャートを分析していきます。10月26日以降、揉み合いの値動きを続けているビットコイン(BTC)。11月1日時点のチャートでは11月26日から形成される下降トレンドライン及び、75日移動平均線によりトライアングルパターンを形成する形となりました。
しかしトライアングルパターンの収束点である11月1日までに大きな値動きは見られることは無く、現在も98万円台近辺でレンジ相場を継続させています。
トライアングルパターンは否定されたビットコイン(BTC)ではありますが、10月31日のチャートでは売り注文量を大きく減少させる動きが確認されています。
ビットコイン(BTC)の売り注文量はそもそも10月25日からの暴騰にて大きく減少していた状況です。そんな中、更に量を減らしたことにより、ビットコイン(BTC)相場は売り目線の取引者が減ってきたと考えることもできます。
トライアングルパターンを否定し、引き続き98万円台での値動きとなっているビットコイン(BTC)ではありますが、その値幅は暴騰を起こした10月25日から確実に小さくなっています。
そのためトライアングルパターンを否定したビットコイン(BTC)ですが、近々大きな値動きを見せる可能性は十分に残されている状況と言えるでしょう。
大きな値動きが見られる可能性が控えられているビットコイン(BTC)、注目すべきは更に減った売り注文量とストキャスティクスでの推移です。
売り注文が減ってきていることより相場は弱気相場目線の取引者が減っている状況と捉えることが出来、更にストキャスティクスも20%目前で推移しているため、上昇への値動きが見られやすい相場ではあるでしょう。
売り注文量の減少及び、ストキャスティクスの推移にて、今後上昇への値動きが予測されやすい相場となっているビットコイン(BTC)は今後徐々に上値を切り上げる展開を見せる可能性は十分にあるでしょう。
しかし既に売り注文量が減っている現在の状況では、売り注文の解消による急激な買い圧力が生まれにくい状況のため、レンジ相場から高騰が起きるというシナリオには繋がりにくい状況ではあるでしょう。
また売り注文量現在あまり溜まっていない状況のため、仮に現在推移している98万円台から下値を切り下げる展開を見せる場合、売り注文量の上昇が下落を後押しする形になるシナリオは控えられています。
現在98万円台にて揉み合いを続けているビットコイン(BTC)、まずは10月26日以降サポートラインとして機能している75日移動平均線に注目しましょう。
75日移動平均線は本日11月1日から明日11月2日の場合、97万円台で推移する見通しとなっています。
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九州在住のアラサー男子、勝率80%を誇るスイングトレーダー。医療技術者を経て、現在専業トレーダーで生計。信条は、損小利大、基本にブレずコツコツ稼ぐこと。甘い系イケメンの外見と裏腹に、無類の焼酎好き&酒豪。チャートを見ながら晩酌が至福の時。