XRP/BTCの日足チャートを分析していきます。今月11月上旬に大型カンファレンスSWELLが控えられているリップル(XRP)は9月中旬より上昇トレンドを形成していました。
大型イベントに伴う期待上げの意味も込められていた価格上昇ですが、10月25日からの大陰線形成により、それまでの上昇トレンドを一時終えた可能性が高まりました。
更に下落のリップル(XRP)チャートでは強い反発も見られることなく0.0000319BTC台近辺で揉み合いの値動きを続けています。
現在のリップル(XRP)相場は75日移動平均線に接触している形で値動きを続けています。75日前とはリップル(XRP)が上昇トレンドを開始し始めた日程と一致します。そんな移動平均線と接触しているという事は、上昇トレンド開始時点から取引していた注文は既に含み益を無くし、フラットな状況にあるということになります。
そのため上昇トレンド開始時に注文された取引は多くが解消された可能性があり、更に現在残っている注文は、今後75日移動平均線を割る場合、含み損へと切り替わるということになるでしょう。
XRP/JPYの日足チャートを分析していきます。対法定通貨でのリップル(XRP)チャートでは10月23日に強い急落が見られたものの、その後大きな反発を見せ、チャートではイッテコイの形となりました。
更にその後も下値を切り上げる展開を続けており、現在のリップル(XRP)は9月26日から形成される上昇トレンドラインに合わせて値動きを見せているということになります。
上昇トレンドラインに沿った値動きとなっているリップル(XRP)ではありますが、上値に関しても徐々に重くなっている相場であり、9月18日の最高値を越えてはいません。
既にSWELLが目前へと迫っているリップル(XRP)は様子見の意味も込めて、更なる上値更新は起きにくい相場となっているのではないでしょうか。
10月25日以降強い下落を見せたリップル(XRP)、チャート上では既に上昇トレンドが開始されるタイミングからの平均である75日移動平均線と接触する形となっています。
そのため、上昇チャートに伴う含み益の多くは既に解消された可能性も考えられ、SWELL開始も目前へと迫っています。そのため現在のリップル(XRP)相場は9月中旬からの上昇トレンドを既に終えている可能性が高いと言えるでしょう。
今後SWELLでの反応も大きく関与することになりますが、強い影響が見られない場合、更に下値を下げる可能性も考えらるでしょう。
今後注目する価格帯として、75日移動平均線が推移する0.000032BTC台に対する乖離に注目です。
仮に乖離が下方へ見られる場合、上昇トレンド開始時期から持っていた取引は含み損へと切り替わる形となり、まだ残っている注文量は手放され、大きく下落する可能性もあるでしょう。
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九州在住のアラサー男子、勝率80%を誇るスイングトレーダー。医療技術者を経て、現在専業トレーダーで生計。信条は、損小利大、基本にブレずコツコツ稼ぐこと。甘い系イケメンの外見と裏腹に、無類の焼酎好き&酒豪。チャートを見ながら晩酌が至福の時。