FTXが「ストップロス注文のカスケード実行と先物ロングポジションの清算をトリガーする人工的な価格変動」を試みたと主張する。加えてFTXは、市場操作およびOTCデスクを使用した無免許送金事業者と告発された。FTXが約5,000万枚のFTXトークン(FTT)を米国市民に大幅な割引で販売したとみなされている。
Only scanned through the parts that explicitly had the word Binance. Honestly, all seems very far fetched. We have resolved the issues long ago.
— CZ Binance (@cz_binance) November 3, 2019
訴訟は、FTX Trading LTD、Alameda Research LLC、Alameda Research LTD、およびFTX設立メンバーに対してカリフォルニア州北部地区の米国地方裁判所で提訴された。原告のBitcoin Manipulation Abatement LLCは、1億5000万ドルの損害賠償を要求している。
原告は、FTXが9月中旬にBinanceのアカウントからその先物取引市場に攻撃をしかけ、失敗に終えたと主張する;
「被告は、2019年9月15日の約21:00 EDTに現行犯で観測された。操作と詐欺のスキームを使って、被告はBinance Futuresにリストされているビットコイン先物の価格を操作しようとする2つの失敗に終わる不正行為を試みた。」
Binanceは、BTC価格をインデックスに基づいて計算しており、このような小規模な試みに影響されない。「Binanceは攻撃に屈しなかった」と訴状は続けた。
第3者であるポッドキャストホストSamuel McCulloch氏は、原告の主張のコアは「FTXがそのポジションを使って、モメンタムアルゴリズムを使用してBTC価格を操作し、清算連鎖を引き起こそうとしたこと」とまとめた。
クオンツトレーディング会社のAlameda Researchは、3日の声明で、訴訟を提起された事を認め、「不正行為の証拠は無い」ため誹謗中傷キャンペーンに過ぎないと反論した。同社とFTXはCEOを共にしている;
「最近の訴訟は、単にリソースを浪費し、被告に迷惑をかけるように設計された単なる行為だ。迷惑な訴訟は、Alamedaのビジネスモデル全体を誤解するなど、不正確性に満ちています。」
Binanceのジャオ・チャンポンCEOは、「Binance」に関する言及をチェックした上で、「主張は全て歪んでいる。問題は既に解決している」と評価した。
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