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  • 2019/11/04
  • 2019/11/04
  • コイン東京編集部 コイン東京編集部

Bitfinexが150万ドル相当のテザー(USDT)をビットコインのサイドチェーン「Liquid」に移管

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Bitfinex、150万ドル相当のテザー(USDT)をビットコインのサイドチェーン「Liquid」に移管 +仮想通貨ニュースサイト コイン東京 
1日、ステーブルコイン「テザー(USDT)」が、Blockstream主導のフェデレーションチェーン「Liquid Network」上で新たに発行された。150万ドル相当のOMNI版テザー(USDT)がLiquidネットワークへとスワップされた。2日に仮想通貨取引所BitfinexのCTO、パオロ・アルドイノ氏が報告した。

ビットコインのサイドチェーン「Liquid」

「リキッドサイドチェーンのアトミックスワップとクロスエクスチェンジ・アービトラージの流動性が向上しました。」(Bitfinex CTO パオロ・アルドイノ氏)

7月29日、Liquid開発企業Blockstreamは、Liquidネットワークでサポートされるすべてのアセットにアトミックスワップを実行できるツールを発表した。Blockstreamによると、Bitfinexの他に、BTSE、BTCTrader、BtcTurk、OKEx、OKCoin、RenrenBit、Sideshift AIなどのLiquidメンバーがLiquid USDTの有効化に取り組んでいた。

Liquid版USDTは、Liquidネットワークに参加する取引所間を2分で移転する。そのトランザクションは他者が検証できない「コンフィデンシャル(機密)」な性質を持つ。

「Liquid USDTを使用すると、OTCデスクや個々のトレーダーで、相互信頼やエスクローサービスなどの第三者に頼ることなく、ほぼ瞬時にBTC-USDスワップを完了できます。リキッドを使用する事で、OTCビットコイン・トレーダーにとって潜在的な取引相手の数が大幅に増加します。これは、デリバリー不能のリスクを心配する必要がないためです。」(Blockstream)

昨年10月にローンチされたLiquid(リキッド)ネットワークは、主に取引所で構成される15以上の組織に管理されるパーミッション型のネットワークだ。ビットコイン(BTC)ブロックチェーンのサイドチェーンであるLiquidは、大手企業間で高速で大量のBTCトランザクションを処理するために構築された。


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