ST研究コンソーシアムはブロックチェーン技術を活用した証券決済・資金決済の一元的な自動執行を可能にする基盤サービスの社会実装を目指し、「資金調達・投資検討」「アレンジ・媒介検討」「技術協力・決済検討」の各立場で知見を共有しながら検討することを目的に11月6日付で設立。
コンソーシアム事務局は三菱UFJ信託銀行が、三菱UFJモルガンスタンレー証券および三菱UFJ銀行の2社と連携して運営を行います。
コンソーシアムが社会実装を目指すサービスは、セキュリティトークンとスマートコントラクトを組み合わせ、また、ステーブルコインのような価値が安定している外部の通貨との連携により、金融織引きをプログラムベースで稼働可能にすることで、1つのプラットフォーム上で社債や証券化商品などの様々な金融商品を取り扱い、24時間365日、小口の投資家や海外投資家を含めた誰とでも資金調達や運用を可能にしていくことをコンセプトにしています。
併せて、現行のトークン化による資金調達における課題の一つである、カウンターパーティリスクを極小化できるよう、ブロックチェーン基盤に信託を組み合わせ、投資家の権利を保全できる仕組みも構築します。
コンソーシアムは上記サービスをを「Progmat(プログマ)」と称し、金融の仕組みの抜本的な変革を可能にする、「Simple」「Speedy」「Secure」なプラットフォームを提供するとのことです。
関連記事
20代男性。都内名門高校卒業後、ベンチャー企業を経てコイン東京へ。二次元好きのセミプロゲーマー、好きが嵩じて仮想通貨やDappsゲーム、ブロックチェーン技術の世界にハマる。ゲーム知見と理数的素養から、最新の技術もカバーしつつ、プロジェクトの情報収集や分析を最も得意とする。