サイトでは、過去5日間のODL上の推定取引金額($)、過去24時間の回廊別の取引金額($)、サマリー(累積取引額、ATH、最新取引の経過時間)が掲示されている。ODLで発生したと推定されるトランザクションが時系列で並び、個別に詳細を閲覧できる。今年10月27日以降のデータが蓄積されている。
制作者と主張するユーザー(inflation78)によると、ODLトランザクション金額は以下3つのデータに基づいて構成されている。
1、リップルパートナー取引所のローカルフィアット対XRPトレード
2、XRPレジャー上のパートナー取引所間のトランザクション
3、送金先の取引所のXRP対ローカルフィアットトレード
inflation78によると、取引所間のアービトラージを除外するため、送金から数秒後のXRP対ローカルフィアットトレードをチェックしている。売り注文が複数取引で捌かれた場合は集計してインバウント取引と比較させているという。オープンソースコードはGithub(mouradski/xrapid_alert)で確認できる。
ODLはブリッジ通貨としてデジタル資産XRPを活用し、事前資金調達の必要性を排除するリップル社の国際送金ソリューションだ。最初にメキシコとフィリピンの送金回廊でスタートし、過去1年間でサインした企業数は2ダースに上る。
7日にオーストラリアのFlashFXがフィリピンへの支払いで正式にODL導入を発表したばかり。オーストラリアで最初にブロックチェーン技術を使用して国際送金を促進するFlashFXは、オーストラリア証券投資委員会(ASIC)からオーストラリア金融サービスライセンス(AFSL)を保持している唯一の国内デジタル通貨事業者だ。
リップルによると、ODLはまもなくブラジルへの回廊も追加予定。2020年には、APAC、EMEA、LATAMを横断する回廊の計画が進行中だという。
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