XRP/BTCの日足チャートを分析していきます。9月中旬より長期的な上昇トレンドを形成してきたリップル(XRP)は10月に入り揉み合いの値動きを経由して、そのまま価格を急落させました。
11月にSWELLの開催が決まっていたリップル(XRP)相場にとって9月からの上昇チャートはSWELLに対する期待買いが大きな要因となっていたと考えられます。
また11月に入ってのリップル(XRP)は落ち着いた値動きを見せたものの、SWELLが開催された11月7日から8日にかけては短期的な下降チャートを形成、下値を一時落とす値動きこそみられましたが、イベント終了と共に価格を回復させたリップル(XRP)はその後SWELL開催前とほぼ同価格帯で推移しています。
SWELLが開催されたにも関わらず大きな値動きを見せることがなかったことから、10月に起きた急落はSWELLを織り込んだ値動きと捉えることが出来るでしょう。
これまでファンダメンタル要素によって支えられていたリップル(XRP)、今後はこれまでのファンダメンタル要素が無くなる形となるため、下値はこれまでと比較すると脆いものとなりそうです。
XRP/USDの日足チャートを分析していきます。対法定通貨のリップル(XRP)は10月中旬より揉み合いの値動きを続けています。
一見方向感の無い値動きに感じられますが、相場では10月末からの上昇トレンドラインを下方へ抜けており、更に20日、75日移動平均線を下回っている状況です。
そのため10月より揉み合いの値動きを続けているリップル(XRP)ではありますが、相場観は徐々に弱気相場目線へと切り替わっていることがわかります。
SWELL開催後も方向感の無い値動きを続けている(XRP)ですが、下値には日足チャートでの一目均衡表雲も推移しており、今後のサポートとして機能する場合があります。
仮に現在の相場にて一目均衡表がサポートラインとして機能する場合、本日11月10日より明日11月11日にかけて下値を切り上げる展開が可能性として考えられるでしょう。
しかし現在のリップル(XRP)相場はこれまで下値を支えていたファンダメンタル要素を失っている状況です。そのため上値を切り上げることなく、揉み合いの値動きを続ける場合、一目均衡表のサポートも機能していないと確認されると同時に価格を下落方向へ動き出す可能性も考えられるでしょう。
ファンダメンタル要素を失い、方向感の無い値動きを続けるリップル(XRP)、上値に関しては、まずは0.000032BTC台を突破できるのか注目しましょう。
下値に関しては今後下落の値動きを見せる場合、0.00002824BTC台まで下落する可能性があります。
九州在住のアラサー男子、勝率80%を誇るスイングトレーダー。医療技術者を経て、現在専業トレーダーで生計。信条は、損小利大、基本にブレずコツコツ稼ぐこと。甘い系イケメンの外見と裏腹に、無類の焼酎好き&酒豪。チャートを見ながら晩酌が至福の時。