CoinDeskの会議「Invest:NYC」で、ホワイト氏は「我々は現金決済先物の提供も意図している」と語った。新製品は顧客の需要に応じたものでBakktの現物受渡しのビットコイン先物のデータに基づく、と同氏は加えた。
計画に詳しい情報筋によると、現金決済の先物は、インターコンチネンタル・エクスチェンジ(ICE)のシンガポールに本拠を置くクリアリングハウスICE Clear Singaporeを通じて提供され、ICE Futures Singaporeで取引されるという。
それでも、ICE Clear U.S.に提供されている現物受渡しのビットコイン先物と同様に、世界中のトレーダーが商品にアクセスできるようになる。
Bakktは年末までに発売日の決定を目標にしている。CoinDeskによると、まだシンガポール金融監督庁(MAS)と協議中だ。
Bakktはまた、規制されたオプション契約「Bakkt Bitcoin Options」を12月9日にローンチする。
参考:機関投資家向けBakkt、12月9日にビットコイン・オプション契約をローンチ
一方、デリバティブ取引大手のCME(シカゴ・マーカンタイル取引所)は、ビットコイン先物のオプションの発売予定日を2020年1月13日と発表した。CMEは現在、規制当局の承認待ちである。
先物契約のオプションは、オプションの有効期限に所定価格で特定の先物契約を売買する権利を取引する。
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