ハードフォークが直近に迫っているビットコインキャッシュ(BCH)は、現在節目とされるサポート付近で価格を推移させており、ここ数日の値動きが重要になってきそうです。
間も無く実施されるハードフォークに向けて今後仕掛けが入る可能性も考えられるので、まず15日夜に向けての値動きに注目しておきましょう。
対USDのビットコインキャッシュ【BCH/USD】4時間足チャートを確認していきます。
今月7日に8月から続く下降トレンドライン(黒)を上抜ける動きを見せたビットコインキャッシュ(BCH)でしたが、直近高値である307ドル(緑)がレジスタンスとして意識され価格は反発し、再び200ドル台での価格推移となっています。
現在11月に入ってから強力なサポートとして機能している価格水準(270ドル付近、青)に位置していることがチャートから見て取れ、再びここで反発させられるかの重要な局面に立たされています。
このサポートラインを下に抜けた場合、形成中のヘッドアンドショルダーが成立することになり、急激な価格下落も想定されるので注意しておきましょう。
明日の21時にハードフォークが実施されるビットコインキャッシュ(BCH)は、21時に近づくにつれ大幅な価格変動が起きる可能性が十分に考えられるので、今日の夜に向けての値動きには注目しておく必要があります。
前回ハードフォークがあった5月の時の値動きを見てみると、ハードフォークに向けて価格が上昇していき、その後価格を大きく下落させています。
今回も似たような動きを見せた場合は、現在サポートとして機能している270ドルを下に抜けてくると思われ、そうなると10月下旬に節目として意識されていた240ドル付近までの下落も考えられます。
11月初旬から高値を切り下げ徐々に売り圧が強まってきているビットコインキャッシュ(BCH)ですが、節目となるサポート(青)での底堅さを再度確認しトライアングルを上に抜けることができると、再び300ドル台に価格を乗せる展開に期待できそうです。
トライアングルの収束点から19日までにどちらかに抜ける動きが想定されますが、明日のハードフォーク付近の時間帯に仕掛けが入る可能性も十分考えられるので、ここ数日のビットコインキャッシュ(BCH)の動きには注目しておきましょう。
関連記事
毎日更新!プロトレーダーによる今後のチャート分析はこちらから
東海出身20代後半、相場師と経営者の一族に生まれ、相場のイロハは現役トレーダーのおじから手ほどきを受けたサラブレッド。専業トレーダーで勝ちを積む傍ら、相場の利益で飲食経営や通販事業なども副業で手掛ける。2017年はスキャルとアルトコイン、直近はメジャーコインのスイングなど地合いに応じた手法も臨機応変かつ基本重視。細身で優男風の見た目からは想像できないスポーツ万能で、陸上入賞経験あり。