15日、仮想通貨ネム(XEM)の大型アップデート"Catapult"に関する今後の予定日程が発表されました。
これを受けネム(XEM)は一時価格を急騰させましたが、その後反落し、往って来い相場となっています。
対JPYのネム(XEM)の価格チャートを確認していきます。
対JPYのネム【XEM/JPY】1時間足チャートを確認していきます。
15日の"Catapult"に関する発表により、価格を急騰させたネム(XEM)は一時レジスタンスである4.5円台に価格を乗せましたが、その後すぐに売り込まれる展開に。
結果的に上昇分をほぼ全戻しする「往って来い相場」となり、16日にかけてややボラティリティの大きな相場を形成したのち現在は落ち着いた値動きを見せています。
14日から徐々に安値を切り上げてきており、本日反発の動きを見せているネム(XEM)が再び価格を上昇させていった場合、先日惜しくも上抜けとならなかった4.45~4.5円付近の動きに注目しておきましょう。
ネム(XEM)は11月初旬から4.2~4.5円のレンジ相場となっており、価格を下落させた場合の反発ポイントはレンジ下限である4.2円付近(青ボックスライン)の動きが重要になってきそうです。
続いて対JPYのネム【XEM/JPY】4時間足チャートを確認していきます。
9月から10月にかけて底堅さを確認し、ソーサーボトム形成となっているネム(XEM)は、現在形成しているボックスレンジをどちらに抜けるかでその後の展開が決まってきそうです。
レンジを下抜けした場合はソーサーボトム否定となる可能性が高く、再び底値水準(4円、青水平線)までの下落が危険視されるので警戒しておきましょう。
今後4.5円明確に上抜けすることができると、再び4.8円を目指す動きに期待ができ、レジスタンス付近の攻防に注目が集まる展開になりそうです。
方向性の定まらない相場が継続しているネム(XEM)の今後の動きに注目しておきましょう。
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東海出身20代後半、相場師と経営者の一族に生まれ、相場のイロハは現役トレーダーのおじから手ほどきを受けたサラブレッド。専業トレーダーで勝ちを積む傍ら、相場の利益で飲食経営や通販事業なども副業で手掛ける。2017年はスキャルとアルトコイン、直近はメジャーコインのスイングなど地合いに応じた手法も臨機応変かつ基本重視。細身で優男風の見た目からは想像できないスポーツ万能で、陸上入賞経験あり。