(TraidingViewのBTC/JPY 60分足チャート)
BTC/JPYの60分足チャートを分析していきます。11月8日より下降チャートを形成しているビットコイン(BTC)はこれまでの値動きの中で、5日移動平均線に接触する度に強い反落を起こしてきました。
この値動きは下降チャートの中で、平均価格に接触する度に戻り売りによる売り圧力が高まった結果と考えることができます。
そんな中、本日11月17日もこれまでと同様5日移動平均線に接触後、再度下落への値動きへ切り替わっています。しかし11月11日以降のチャートと比べて見た場合、5日移動平均線接時に長い上ヒゲを伴うローソク足の形成を続けていたビットコイン(BTC)ですが、本日11月17日のローソク足には長い上ヒゲが伴うことがありませんでした。
ローソク足の変化により、ビットコイン(BTC)相場はこれまでと比較して売り圧力が弱まってきている状況がわかります。
本日11月17日の5日移動平均線接触直後に強い売り圧力が起きなかった理由として、5日移動平均線接触のきっかけとなったローソク足の下値がこれまでと比較して下値を更新していなかったことが考えられます。
これまでは順調に下値を更新し続けていたビットコイン(BTC)は91万円台よりしたね更新には至っておりません。そのため市場では現在の下降チャートが底を迎えたと感じる取引者も徐々に増えたことにより、売り圧力が減ったと考えることができます。
今後のポイントとしては、5日移動平均線接触後、反落を起こしつつも、これまでと違い強い下落を見せていないビットコイン(BTC)、今後直近の値動きで更に上値を切り上げる展開を見せる場合、これまでの下降チャートが一時終える可能性も出てくるでしょう。
今後の値動きとして、5日移動平均線接触後に下落の値動きが鈍くなっているビットコイン(BTC)が直近の最安値である91万円台を下回る場合、下降チャートは継続する可能性が高いでしょう。
しかし長期足チャートで見た場合、直近の価格帯である90万円台は10月末の上昇チャートに対するフィボナッチラインでもあるため、反発の値動きに注意する必要があります。
また今後の値動きとして更に上値を切り上げる値動きを見せる場合、市場では下降チャートの底が確認されたと捉えられやすい状況となります。
したがってチャートが反転する可能性も少しずつ生まれることになるため、相場の確認が必要な状況となるでしょう。
今後の値動きとして、まず注目したい価格帯は11月16日以降の下値である91万円台に注目です。
仮に91万円台を下回った場合も直下の価格帯である90万円台もフィボナッチラインであるため、引き続き注意は必要でしょう。