Oxford Foundryは、オックスフォード大学全体の利益のために『サイードビジネススクール』に設立された起業家センターだ。設立者には、LinkedInの共同設立者レイド・ホフマンが含まれる。オックスフォードの24,000人の学生全員とすべての卒業生を含む、新世代のベンチャーを支援し、知識の共有、学術的なコラボレーション、および経験的なスキルトレーニングを提供する。過去19のベンチャーが800万ポンド以上を調達し、世界で70の雇用を創出してきた。
リップルUBRIへの参加について、Oxford FoundryはLinkedInページで以下のように述べた;
「Oxford Foundryは、大手ブロックチェーン技術プロバイダーであるリップル社とその大学ブロックチェーン研究イニシアティブ(UBRI)との新たなパートナーシップにより、英国で拡大する技術スキルギャップに取り組む計画を発表します。」
Oxford Foundryの体験学習モデルであるTech Seriesを通じて、オックスフォード大学の全学部から最大1,000人の学生に、ブロックチェーン、AI、機械学習の新しいスキルを身に付ける機会が提供される。Oxford Foundryは、「グローバルな課題に対するソリューションを共同で作成、コラボレーション、構築する」方法を学生に提供する。
学生はPythonのコーディング方法とスマートコントラクトの作成方法を学ぶ機会も得られる。スタートアップにプロジェクトを構築して共同作業する場所『スタートアップアクセラレータ』も提供される。
リップル社は2018年6月にUBRIを設立し、世界中のトップ大学と協力して、ブロックチェーン、暗号資産、デジタル決済の学術研究、技術開発、イノベーションを加速させてきた。同社のグローバルオペレーション担当SVPエリック・ヴァン・ミルテンバーグ氏は以下のように述べている;
「以前の調査で、英国雇用者の89%が“来年、熟練の技術専門家が不足する”と予想していることがわかりました。そのため、ブロックチェーンと金融テクノロジーに関連するコース、ワークショップ、アクティベーションを通じて次世代の学生を準備する上で学界が重要な役割を果たすと信じています。」
今日のセミナーで、京都大学によるXRP Ledgerのバリデータが走り始めたことが発表されました。XRP ChartsのNetwork Topologyのマップでも分かりますね。日本の大学によるバリデータ運用の第一号です。
— Emi Yoshikawa (@emy_wng) November 13, 2019
At today's seminar at Kyoto Univ, the launch of a XRPL validator by the univ was announced. https://t.co/arG5e3drID pic.twitter.com/6IRvyTBBVQ
今年7月にUBRIに参加した京都大学は、XRPレジャーの取引を検証する『XRPバリデーター』を立ち上げたことを今月発表した。
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