COIN TOKYO

  • 2019/11/21
  • 2019/11/21
  • コイン東京編集部 コイン東京編集部

イーサリアム上で合成資産プロトコルが2019年に成長:Synthetix(SNX)

このエントリーをはてなブックマークに追加
イーサリアム上で合成資産プロトコルが2019年に成長:Synthetix(SNX) +仮想通貨ニュースサイト コイン東京
オープン・ファイナンス・プロトコル『Synthetix(SNX)』は、ユーザーが実際に保持する必要なく、様々な実世界の通貨、商品、株、インデックスにオンチェーンで触れられるプラットフォームだ。

イーサリアム上で合成資産プロトコルが2019年に成長

合成資産(Synths)を作成するSynthetix(旧Havven)は、担保プールに依存するピアツーコントラクト(PoC)モデルを採用している。DAIトークンが1ドルを表しイーサリアム(ETH)の担保に裏付けられているのと同様に、SNXを裏付けに1ドルを表す『Synthetix USD(sUSD)』を発行できる。

Synthetixの特異な点は、担保資産を『Synthetix Exchange』に移し、ビットコイン(BTC)を含むあらゆる資産を表すトークンと交換できること。この交換には0.3%の手数料がかかり、担保を預ける人/資産を発行する人に償還される。

Synthetixのネットワークの成長を測定する指標に、取引量と関連するフィーがある。

3月にSynthetixは金融ポリシーを変更し、ステーカーに支払われる報酬にインフレを導入した。この変更は、資産の作成に対する関心を高めるよう作用し、出来高は春の終わり頃に回復し始めた。

Synthetix Exchangeの取引量とSNXトークン価値 引用:Messari
Synthetix Exchangeの取引量とSNXトークン価値 引用:Messari

出来高が増加し、より多くのフィーがステーカーに支払われると、SNXトークンの価値も上昇した。ネットワークのファンダメンタルズの成長は、トークン価格に反映され、より合理的な市場へ移行した。インフレ率が低下するにつれて、『取引量』はネットワークの成長とSNX市場の持続可能性の重要な指標となる。


関連記事

仮想通貨の最新情報をお届けします!

人気記事ランキングまとめ

もっと見る