(TraidingViewのBTC/JPY 4時間足チャート)
BTC/JPYの4時間足チャートを分析していきます。11月19日に長期的な下降トレンドライン上で下落を止め、短期的なレンジ相場を形成したビットコイン(BTC)でしたが、下降トレンドラインに対して二度目の接触となった11月21日にはそのまま囲いうトレンドラインをブレイクし、大陰線を形成する形を見せました。
下落後のビットコイン(BTC)は節目であり、直近の最安値でもあった80万円台で一度下落の値動きを止めるものの、反発の値動きは大きく見られることなく本日11月22日に再び価格を大きく下落させます。
長期的な下降トレンドライン、直近安値で一時抵抗を見せることができたもののビットコイン(BTC)はこの二日間で80万円台を割るほどの暴落を見せたことになります。
BTC/JPYの日足チャートも併せて確認していきます。2019年5月以降か形成されていたトライアングルパターンのサポートラインを本日11月22日に下に抜けたビットコイン(BTC)。
しかしトライアングルパターンは10月25日に高い出来高を伴いながら一度上昇へ抜けているため、今回のサポートラインブレイクは長期的なトライアングルパターンブレイクと判断はしにくい状況です。
しかし長期的なトライアングルパターンを10月25日に上放れとして解き放たれたにも関わらず上昇は限定的となり、本日11月22日に結局サポートラインをブレイクしたビットコイン(BTC)は弱気目線に大きく傾いていることがわかります。
日足チャートでは本日11月22の出来高反応も鈍いことより、今後更に下落する可能性も考えられるでしょう。MACDの視点も併せて検討すると、10月上旬のMACD線が推移していた位置まで下落する可能性があります。
現在のビットコイン(BTC)相場は弱気相場目線へ大きく傾いている相場は今後も更に下落する可能性が高い状況ではあります。
しかし相場では75日移動平均線からの乖離率も15%を超え始めており、今後は売り注文が解消されやすいタイミングも把握していく必要があるでしょう。
反発が起きやすい価格帯として、次に意識される価格帯は72万円台です。72万円台はビットコイン(BTC)相場にとって長く反発ラインとして機能しやすい傾向にあり、今回も反発点として機能する場合があるため注目しましょう。
また75日移動平均線、200日移動平均線の乖離率も引き続き確認していく必要があります。
現在更に下落する可能性が高まっているビットコイン(BTC)、まずは72万円台で反発が見られるのか注目です。
仮に今後上昇の値動きを見せる場合、節目である80万円台突破の値動きにて相場観は再び切り替わる可能性も生まれることになるでしょう。
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九州在住のアラサー男子、勝率80%を誇るスイングトレーダー。医療技術者を経て、現在専業トレーダーで生計。信条は、損小利大、基本にブレずコツコツ稼ぐこと。甘い系イケメンの外見と裏腹に、無類の焼酎好き&酒豪。チャートを見ながら晩酌が至福の時。