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  • 2019/11/23
  • 2019/11/23
  • コイン東京編集部 コイン東京編集部

ワールドチェスが「STO」と「IPO」の2段階で資金調達へ-ロンドンAIM上場コストを補完

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ワールドチェスが「STO」と「IPO」の2段階で資金調達-ロンドンAIM上場コストを補完 +仮想通貨ニュースサイト コイン東京 
2年ごとに世界チェス選手権を開催しているWorld Chessは、『STO(セキュリティトークン・オファリング)』と『IPO(新規株式公開)』の2段階の資金調達計画を発表した。まずはデジタルトークンの発行で資金を調達し、その後ロンドン証取の新興企業向け市場「AIM」に上場する目論み。Financial Timesが伝えた。

ワールドチェスが「STO」と「IPO」の2段階で資金調達を計画

「プレIPO」の一環として、World Chessは来週までに株式の約4〜6%をデジタル化し、米国とEUの投資家向けのSTOセキュリティトークン・オファリング)で「数百万ドル」の調達を目指す。

そして2020年にロンドン証券取引所の新興企業向け「AIM市場」に上場予定だ。World Chessのイリヤ・メレンゾンCEOは以下のように語る;

「これは比較的面倒な株式売却手続きを経ることなく、投資家を引き入れる簡単な方法です。当社にとっても上場準備に役立ちます。」

メレンゾン氏によると、World ChessのプレIPOは従来の規制を準拠している。すべての投資家は第三者を介して比較的高度な顧客確認(KYC)を通過し、マネーロンダリング防止のチェックを受ける。

AIM市場への上場が実現すると、投資家はセキュリティトークンを流動性の高い株式に変換できる。

World Chessの調達資金は、オンライン・チャンピオンシッププラットフォームの開発や、不正防止ソフトウェアの開発など、eスポーツとしてチェスを支援するために使用される。

World Chessは、米国に本拠を置くAlgorand(ALGO)のブロックチェーンを使用してセキュリティトークンを発行する。


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