(TraidingViewのBTC/JPY 60分足チャート)
BTC/JPYの60分足チャートを分析していきます。11月21日より下降チャートを形成し、価格は73万円台近辺まで下がりました。
その後、比較的強い反発を見せたビットコイン(BTC)でしたが、過去のサポートラインである80万円台に上昇を抑えられ、短期的なレンジ相場を形成しています。
本日11月24日も80万円台はレジスタンスラインとして機能しており、上昇の値動きを抑えた状況が続きます。
連日上値が固い印象を与えたビットコイン(BTC)チャートは、今後レンジ相場の下値を落とす場合、反転への期待が薄まる形となり、下落方向への値動きが再開される可能性があります。
BTC/JPYの日足チャートも併せて確認していきます。現在のビットコイン(BTC)相場は11月21日以降の急落にて2019年5月からのサポートラインを下回り、更にレジスタンスラインへロールリバーサルされた状況です。
明確なレジスタンスライン形成は相場をより弱気目線相場へ傾けることになります。
現在のビットコイン(BTC)相場では11月22日までの急落にて買い注文量の一部が大幅に減少、現在は減少された分再び買われている状況です。
買い注文量の上昇は相場を上昇相場へ押し上げる形になるものの、明確なレジスタンスライン確立にて売り注文量も同時に急増しています。二つの注文量が上昇することにより揉み合いの値動きが続くビットコイン(BTC)ですが、短期的なチャートにて下値を切り下げる場合、これまで弱気相場目線が続いているビットコイン(BTC)にとって、更に買い注文が取引しづらくなる状況になります。
注文比率が売り注文に傾く際にビットコイン(BTC)チャートは再び下落方向へ動き出すと考えることができるでしょう。
今後の値動きとして、短期的な相場から判断していきます。現在80万円台をレジスタンスラインとして二度接触しながらも突破できていないビットコイン(BTC)。
今後レンジ相場内にて下値が更新される場合、ビットコイン(BTC)相場では更に買い注文が取引しづらい状況となり、売り注文比率が上昇する場合があります。
その場合チャートでは下降チャートを形成する形となるでしょう。
しかし今後も現在のレンジ相場を継続させる場合、これまで売り注文を取引し、含み益を持っている取引者が一度、注文を解消させる動きを見せる場合があり、売り注文の解消は相場を一時的に上昇させる場合があります。
そのため今回の相場ではレジスタンスライン接触のタイミングは特に注目する必要があります。
今後最も注目すべき価格帯はレジスタンスラインである80万円台です。
しかし今後80万円台から下方へ乖離し、直近最安値である83万円台に近づく場合、そのまま下降チャートを再開させる可能性があるでしょう。
九州在住のアラサー男子、勝率80%を誇るスイングトレーダー。医療技術者を経て、現在専業トレーダーで生計。信条は、損小利大、基本にブレずコツコツ稼ぐこと。甘い系イケメンの外見と裏腹に、無類の焼酎好き&酒豪。チャートを見ながら晩酌が至福の時。