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  • 2019/11/26
  • 2019/11/26
  • コイン東京編集部 コイン東京編集部

TransferGo「リップル技術の利点は導入コストの削減」-送金ルート拡大の展望を語る

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TransferGo「リップル技術の利点は導入コストの削減」-事業拡大の展望を語る +仮想通貨ニュースサイト コイン東京
70万人以上のユーザーを有す英国の送金サービスTransferGoのDaumantas Dvilinskas CEOは、2020年までにデジタル資産XRPを使用したリップル社の送金プロダクト「ODL(On-Demand Liquidity)」の使用を検討していると認めた。25日にRipple Insightが伝えた。

リップル技術の利点は導入コストの削減

2012年設立のTransferGoは、新しい送金ルートを開くたびに新たな銀行パートナーを統合することに時間と費用をかけてきた。しかし、RippleNetは1つの統合で複数のパートナーに対応できる。

TransferGoは2018年9月にリップル社のブロックチェーン技術を用いて、欧州とインドの銀行のリアルタイム送金を顧客に提供し始めた。当時Dvilinskas氏は、欧州各地からインドへの新たな支払い経路によって得られたパフォーマンスと、顧客が享受した利点について、以下のように紹介していた。

「一部の地域でコストを最大90%削減しました。また、決済の時間を30秒未満に大幅に短縮し、転送は30分以内で保証されます。...クロスボーダー金融サービスの未来を垣間見ることができました。本当にリアルタイムの経験です。居場所にかかわらず、顧客は友人や家族に送金できます。私たちは人々の生活を変えています。」

送金ルート拡大の展望

Dvilinskas氏によると、現在の英国の顧客の多くは、インドの家族や友人に公共料金や教育費の支払いを送る第2・第3世代のインド人だ。リップル技術が競争力となり、TransferGoはインドへ年間数百万ポンドを動かしている。

TransferGoは、RippleNetを使用した現行のリアルタイム送金サービスを東南アジア、ラテンアメリカ、アフリカの新しい市場に拡大する意向を示す。同社はさらに、事前資金調達の代替手段として、XRPを使用したODL(On-Demand Liquidity)を2020年までに導入することを検討している。

「我々は、国境を越えた支払いがスムーズでアクセスしやすい世界というビジョンを共有しています。...当社にとってリップルは重要な戦略的パートナーであり続けます。」(Dvilinskas氏)


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