(TraidingViewのBTC/JPY 4時間足チャート)
BTC/JPYの4時間足チャートを分析していきます。11月25日までに下値を71万円台まで落としたビットコイン(BTC)でしたが、下値接触時のローソク足には高い出来高が伴っており、更に注文比率チャートでは買い注文量が急増する動きが確認されました。
チャートが反転する可能性が高まったビットコイン(BTC)は本日11月26日に比較的強い反発を見せることになり、11月23日以降から機能しているレジスタンスライン、80万円台に接触しています。
レジスタンスライン接触後のビットコイン(BTC)はレジスタンスラインに張り付いた値動きを続けており、今後更に上値を伸ばす可能性も捨てきれない状況です。
今後注目するポイントとして、現在レジスタンスラインで上昇を抑えられているビットコイン(BTC)が更に上値を伸ばす展開を見せるのかという点です。
注文比率チャートでは11月24日より急増を始めた買い注文量は、現在落ち着いた動きとなっています。対してビットコイン(BTC)の売り注文量は、本日11月26日の短期的な上昇チャートにより一部解消された動きとなっています。
11月21日以降下落の勢いを強めていたビットコイン(BTC)相場は、本日11月26日の上昇により売り注文による含み益が多く解消され、その動きが買い圧力を更に高めた展開となっています。
また本日11月26日の上昇にて5日移動平均線と接触することになったビットコイン(BTC)、5日前といえば、ビットコイン(BTC)が下落の勢いを強めたタイミングであり、11月21日の下落より売り注文した取引者の含み益はほぼほぼ無くなった状況といえるでしょう。
今後の値動きとして、移動平均線を下回り、レジスタンスラインに抑えられたビットコイン(BTC)は引き続き弱気目線相場となり、再び下降チャートを形成する可能性が高いでしょう。
しかし現在の80万円台付近で揉み合いを続ける場合、ビットコイン(BTC)相場では売り注文をしている取引者が注文を手放す可能性があります。
5日移動平均線に既に接触しているビットコイン(BTC)は今後戻り売りを見せる展開が考えられるものの、今後仮にレジスタンスラインを突破した場合、11月21日以降の下降チャートより売り注文した取引者は含み損を抱えることになり、売り注文は手放されやすい相場といえます。
今後注目するポイントとして、現在レジスタンスラインとして機能している80万円台です。
基本的に弱気相場目線のビットコイン(BTC)相場は今後戻り売りが起きる可能性が高いものの、レジスタンスライン突破は短期取引をしている取引者の含み損を発生させるトリガーと重なるため、容易に上昇チャートを作る相場です。
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九州在住のアラサー男子、勝率80%を誇るスイングトレーダー。医療技術者を経て、現在専業トレーダーで生計。信条は、損小利大、基本にブレずコツコツ稼ぐこと。甘い系イケメンの外見と裏腹に、無類の焼酎好き&酒豪。チャートを見ながら晩酌が至福の時。