BTC/JPYの日足チャートを分析していきます。11月21日より下落の勢いを強めたビットコイン(BTC)、は11月25日に71万円台まで下値更新後強い反発を見せました。
それまでのレジスタンスラインである80万円台を突破したビットコイン(BTC)は2019年6月以降から形成されている下降トレンドラインに接触した形で上昇を止めています。
これまで複数回に渡り、転換線として機能してきた下降トレンドラインにより、今回の短期的な上昇チャートも一時動きを止めたことになりますが、その後強い反落は見られてはおらず、依然トレンドライン上で張り付いた値動きを継続しています。
更に注文比率チャートを確認した場合、ビットコイン(BTC)の買い注文量は依然急増中であり、既に2019年2月以降の数値を更新している形になっています。
買い圧力が高まり続けるビットコイン(BTC)相場は今後下降トレンドラインを上方へ抜ける可能性もあるでしょう。
現在のビットコイン(BTC)相場を短期チャートで確認した場合、11月28日より84万円台から81万円台の値幅でボックス相場を形成しています。
そのため明日11月30日から12月上旬にかけて長期的な下降トレンドラインは現在の短期ボックス相場を下回る見通しとなっています。
ビットコイン(BTC)は買い圧力に支えられながら、現在のボックス相場を継続する場合、結果相対的に下降トレンドラインを上回る形となり、更に上値を伸ばしていく可能性が高まることになるでしょう。
対して下降トレンドラインが強力に機能した場合、ボックス相場から再び下降チャートを形成することになります。
今後の値動きとして、まずは本日11月29日から12月1日までの短期チャートを確認しましょう。現在短期的なレンジ相場を形成しているビットコイン(BTC)は着実に下降トレンドラインが上値を抑え込む展開が予測されます。
しかし買い注文量も依然急増中のビットコイン(BTC)はトレンドラインによる圧力に耐える可能性も十分考えられ、相対的に下降トレンドラインを突破できた場合、ビットコイン(BTC)は一気に20日移動平均線、75日移動平均線の価格帯まで推移する可能性があるでょう。
しかし下降トレンドラインに抑えられながら短期的なレンジ相場が下値を切り下げる場合、これまで溜まった買い注文の一部は手放される可能性があり、買い注文の損切する動きが売り方向へ更に動かす場合があります。
今後注目するポイントとして84万円台から81万円台で推移する現在のビットコイン(BTC)に注目です。
下降トレンドラインは現在も下方へ推移しているため、仮に84万円台を上回る値動きを見せた場合、ビットコイン(BTC)は上昇チャートを形成する可能性が高くなるでしょう。
毎日更新!プロトレーダーによる今後のチャート分析はこちらから
九州在住のアラサー男子、勝率80%を誇るスイングトレーダー。医療技術者を経て、現在専業トレーダーで生計。信条は、損小利大、基本にブレずコツコツ稼ぐこと。甘い系イケメンの外見と裏腹に、無類の焼酎好き&酒豪。チャートを見ながら晩酌が至福の時。