現在エイダコイン(ADA)は、対BTC・対ドル価格ともに節目となるレジスタンス付近で価格を推移させており、今後の展開に注目が集まります。
双方の価格チャートを確認していきます。
対BTCのエイダコイン【ADA/BTC】4時間足チャートを確認していきます。
10月末に価格を大きく下落させたエイダコイン(ADA)は、9月の底値水準(青)が反発ラインとして意識され大きな下ひげを形成し、その後は強気相場へと移行する展開に。
11月中旬に8~9月からのレジスタンス(緑)まで上昇したのち反発し、やや価格を落としていましたが、フィボナッチ0.618ライン(0.0000049BTC)でサポートされ、現在再び強気な相場を形成しています。
今後レジスタンスを明確に上抜けし直近高値を超える展開となれば、上昇3波の動きに期待ができるでしょう。
ポジティブシナリオとしては、3波のターゲット価格となる0.0000063BTC付近(黄色丸)までの価格上昇が期待でき、このまま強気な相場を継続させていく展開となるか注目です。
しかし現在ビットコイン(BTC)がやや強気な相場を形成してきており、その影響を受け対BTCのエイダコイン(ADA)が価格を下落させる展開も想定しておかなければなりません。
その場合は11月中旬にサポートとなっていた0.0000049BTC付近が、直近の反発ラインとして意識されると考えられるので、注視しておきましょう。
続いて対USDのエイダコイン【ADA/USD】日足チャートを確認していきます。
11月初旬に日足雲を超えられなかったエイダコイン(ADA)は、その後連日価格を下落させ直近の底値を更新する展開となりました。
しかしその後強い反発の動きを見せ、現在V字を形成し再び日足雲に突入してきています。
このまま価格を上昇させて行った場合、注目しておきたいのが7月から続く下降トレンドライン(黒)であり、まずはこのラインの上抜け、その後今年6月以来となる日足雲突破に期待したいところです。
再び下降トレンドラインに上値を抑えつけられるようなら、ディセンディング・トライアングルを形成していくシナリオを想定しておく必要があり、その場合は直近の底値付近(0.035ドル)の値動きに注目しておきましょう。
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東海出身20代後半、相場師と経営者の一族に生まれ、相場のイロハは現役トレーダーのおじから手ほどきを受けたサラブレッド。専業トレーダーで勝ちを積む傍ら、相場の利益で飲食経営や通販事業なども副業で手掛ける。2017年はスキャルとアルトコイン、直近はメジャーコインのスイングなど地合いに応じた手法も臨機応変かつ基本重視。細身で優男風の見た目からは想像できないスポーツ万能で、陸上入賞経験あり。