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  • 2019/12/02
  • 2019/12/02
  • コイン東京編集部 コイン東京編集部

OKEx創設者「政府・当局がデータを制御できるスーパープライベートキー」について語る

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OKEx創設者「政府・当局がデータを制御できるスーパープライベートキー」について語る +仮想通貨ニュースサイト コイン東京
OKExの創設者は、政府や規制当局がデータを制御するために『スーパープライベートキー(超级私钥)』を持つこともできると述べた。キーを介してユーザー情報を読み取ることができる概念だ。1日にbitalkが伝えた。

中央管理者がないブロックチェーン

ブロックチェーンは分散されたサーバー上でデータベースを共有し、誰もが完全なデータベースにアクセスできる技術だ。公開鍵と秘密鍵を暗号化することでプライバシーを保護し、関係者のみがデータを表示できる。

情報化時代以降、多くの資金・情報・ロジスティクス仲介者が存在してきたが、「ブロックチェーンは情報化時代において初めてポイントツーポイント取引を実現したもの」とXu氏は定義した。これまで単一のコンピューター、サーバーで実行されてきたネットワークは中央機関によって制御できたが、ブロックチェーンは(基本的に)そうではない。

ブロックチェーンには中央管理者がないと言われる。誰にも強力な権限はなく、グローバルにエラーなしで実行できる数学アルゴリズムに依存している。したがって、ブロックチェーンは中間者を排除する。

政府・当局がデータを制御できるスーパープライベートキー

それでもXu氏は「当然、政府または規制当局は、データを制御するためにスーパープライベートキーを持つことができる」と語る。

「ブロックチェーンはピアツーピアネットワークですが、実際のところ当社を含め『スーパープライベートキー』で制御できます。米国規制機関の監督下でステーブルコインが発行されているが、ニューヨーク規制当局は『スーパープライベートキー』の所有を要求しています。当局は特定のトランザクションを停止できます。」

OKExは、2013年に設立されたブロックチェーン業界の中国企業。中国で包括的なブロックチェーンビッグデータプラットフォームを立ち上げ、中国、米国、欧州、日本などにオフィスがある。

昨年3月、Xu氏は中国人民銀行に「会社を(国に)寄付する準備ができている」とコミットしていることをCoindeskに認めていた。WeChatの全スタッフ向けメッセージで、このコミットメントについて共有していた。


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