COIN TOKYO

  • 2019/12/03
  • 2019/12/04
  • コイン東京編集部

大手運用会社ウィズダムツリー、スイス証券取引所SIXでビットコインETP『WBTC』を発売

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大手運用会社ウィズダムツリー、スイス証券取引所SIXでビットコインETP『WBTC』を発売 +仮想通貨ニュースサイト コイン東京
ナスダック上場の資産管理会社ウィズダムツリー(NASDAQ: WETF)は、スイスの証券取引所SIX に現物資産に基づくビットコインETP(上場投資商品)『WBTC』を3日に発売した。

ウィズダムツリーがビットコインETPを発売

SIXに規制されるETPは、証券として発行・取引され、同じ構造で継続的に償還される担保付きの無利子の無記名債務証券だ。ウィズダムツリービットコインETPの投資家は、一定量のビットコインの権利を得る。ウィズダムツリーの3日のリリースによると、スイスのオンラインバンクSwissquoteがカストディ(保管)パートナーを担う。

機関クラスの商品を通じて革新的な投資テーマを顧客に提供してきたウィズダムツリーの欧州責任者Alexis Marinof氏は「ビットコインのようなデジタル資産は過去のトレンドではなく、ポートフォリオで役割を果たす事が出来る」と語る。

WBTCはビットコインのスポット価格を追跡する。ETPの株式は証券預託機関(ICSD)International Centralを介して決済される。ETPの経費率は0.95%。

justETFによると、ニューヨークを本拠とするウィズダムツリーは、2006年に最初にETFを発売し、2014年10月に欧州市場に参入した。

ウェブサイトによると全てのETFの運用資産(AUM)は393億ドル。ETF運用シェアは米国5位(グローバル7位)。金ETF『ウィズダムツリー Physical Gold』のファンドサイズは69億6300万ユーロ。

スイスの証券取引所SIXは、スイスのフィンテック企業Amun AGが組成する暗号資産ETPを7種類上場している。


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