23日にニューヨーク州金融サービス局(NYDFS)は、24番目のBitLicenseを『SoFi』に発行した。同社のニューヨーク州の顧客は、ビットコインとアルトコインを米ドルで売買できるようになった。
BitLicenseは、ニューヨーク州金融サービス局(NYDFS)が仮想通貨業界の一連の規制に付けた名称。この規制は、「仮想通貨」の事業活動に従事している企業に適用される。
SoFiは、70万人以上のメンバーと750万人の登録ユーザーを抱えるソーシャル学生ローン・アプリだ。今年9月にSoFi Investサービスで仮想通貨取引サービスを導入。現在、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、ライトコイン(LTC)、イーサリアムクラシック(ETC)、ステラ(XLM)の5つの暗号資産をサポートしている。
2011年に設立されたSoFiは、借り手間でコミュニティを構築する金融会社としてソーシャル・ファイナンスのスタイルを確立している。仮想通貨の提供はコアである学生ローン事業以外で収益を得る試みの一つとして、SoFiのアプリベースの投資オプション(ETFや株式)に含まれた。
SoFiは米国のCoinbaseと提携して仮想通貨を提供する。SoFi のAnthony Noto CEOによると、新サービスはユーザーからの需要の増加に応じて実現した;
「ユーザーフィードバックにより、かなりの割合が仮想通貨についてもっと知りたいと考えており、またすでに仮想通貨の売買を行っていることも明らかになりました。」
仮想通貨のサービスは、SoFi Digital Assets、LLCという子会社を介して提供される。取引の最小注文サイズは10ドルで、個人1日あたり最大注文サイズは50,000ドル。取引手数料は1.25%、成行注文取引に追加される。
今年5月にSoFiは、企業評価額43億ドルの投資ラウンドで5億ドルの資金調達を完了した。
関連記事
仮想通貨ニュースサイトのコイン東京では、ビットコインやリップル等仮想通貨にまつわる最新速報やプロトレーダーによる仮想通貨価格チャートの分析&解説、注目プロジェクト等のインタビューなど様々なコンテンツをお届けしています。