(TraidingViewのBTC/JPY 4時間足チャート)
BTC/JPYの4時間足チャートを分析していきます。11月末に買い注文量の急増によりチャートでは強い買い圧力が発生し、価格を85万円台まで上昇させたビットコイン(BTC)、しかし上昇チャートは20日移動平均線に抑えられた形で11月30日より下降チャートを形成しました。
下降チャートは過去のレジスタンスラインであった80万円台で下落を止め、暫く揉み合いの値動きを続けます。
過去のレジスタンスラインをサポートラインへロールリバーサルさせたビットコイン(BTC)相場、チャート上では上昇チャネル形成の可能性も生まれ、更なる上昇チャートの可能性も捨てきれない状況となりました。
しかし本日12月4日にサポートラインである80万円台を下回ることにより、これまで可能性として控えられていた上昇チャネル、トライアングルパターンを否定することになりました。
サポートラインを割ったことで明確な弱気相場目線を形成したビットコイン(BTC)ではありますが、注文比率チャートも併せて確認した場合、大陰線形成に合わせて買い注文量が再び急増しており、再び強い買い圧力が発生する可能性があります。
80万円台をブレイクしたビットコイン(BTC)相場、しかし注文比率では買い注文量の急増も確認され、市場では11月25日以降からの上昇チャートの調整がそろそろ終わるのではないかと考えている取引者も多く存在すると予測できます。
しかし今回の相場では買い注文量の急増と共に、売り注文量の上昇も確認されています。結果、注文比率で捉えた場合、買い注文比率が著しく上がっているわけではないビットコイン(BTC)、そのため今後は容易に上昇チャートが形成されるわけではなく、揉み合いの動きへ繋がりやすい相場ではないでしょうか。
更に現在、下降チャートにも関わらず買い注文量を急増させているビットコイン(BTC)相場ではありますが、時間足チャートでの直近安値である75万円台を下回る場合、ダウ理論より上昇トレンドの否定となる形になります。
そのため現在の相場が上昇チャートからの調整の値動きであると考える取引者も減り、買い注文を手放す動きも予測できます。
今後のビットコイン(BTC)相場では、移動平均線でのパーフェクトオーダーによる下降トレンド、更にサポートラインである80万円台をブレイクしたことにより弱気相場目線は更に強まった状況です。
しかし下落と共に買い注文量の急増も見られたため、今後は更に下降チャートを形成されるまえに再びレンジ相場を形成する可能性もあるでしょう。
まずは本日12月4日に一度強い下落を見せているビットコイン(BTC)相場が、買い注文量急増により、一度強い反発を見せるのか注目です。
買い圧力を受けながらも、時間足チャートでの直近安値である75万円台を下回る展開を見せた場合、一気に最安値である71万円台まで下落する可能性も控えられています。
今後注目する価格帯として、時間足チャートでの直近安値である75万円台を下回るのか注目しましょう。
75万円台を下回る場合、最安円である71万円台も意識してよいでしょう。
九州在住のアラサー男子、勝率80%を誇るスイングトレーダー。医療技術者を経て、現在専業トレーダーで生計。信条は、損小利大、基本にブレずコツコツ稼ぐこと。甘い系イケメンの外見と裏腹に、無類の焼酎好き&酒豪。チャートを見ながら晩酌が至福の時。